Finatext 林 (シルバーマンスタンレー)

Finatextホールディングスの代表してます。フォロアーが増えるごとに進化していきま…

Finatext 林 (シルバーマンスタンレー)

Finatextホールディングスの代表してます。フォロアーが増えるごとに進化していきます。会社でも個人でもenablerでいきます。気軽にご連絡くださいませっ!ちまたではシルスタと呼ばれています

最近の記事

Finatextの10年を振り返ってみる

この記事はFinatextグループ10周年記念アドベントカレンダーの27日目、最終日の記事です🎉 昨日はCFOの伊藤さんがAppleの金融業参入の衝撃と分化していく金融サービスの担い手という記事を公開しています。 Finatextは2023年12月27日で設立10周年になりました。あまりにも実感なさすぎてスルーしかけましたが、節目ということもあるので、Finatextグループ10周年アドベントカレンダーの最終日の記事として、どんな10年だったか振り返ってみたいと思います。

    • 心理的安全性の高い組織の実現で試される、リーダーとしての覚悟

      先日、元大阪市長の橋下徹氏の講演を聞く機会がありまして、そこでチームの心理的安全性の重要性に触れられていました。特にテクノロジー界隈では最近広く認識されつつある概念かと思います。橋下氏は、言いたいことを言える環境を心理的安全性の定義の一つとして述べられました。そして、市長時代にどのようにそれを実現するべく試行錯誤されたかをお話しされていて、その話を伺いながら、僕自身も心理的安全性が高い組織を作る時においてリーダーとしてどういう心構えを持つべきかを考察してみました。 言いたい

      • 【未来のFinatextメンバーへ】創業からのこだわりを紹介します

        ミスミ会長の三枝さんの名作「ザ・会社改革」で特に心に残った一節です。会社を経営していく上では実行が大事だなとあらためて痛感しています。それも徹底的に実行すること。その時に「経営者のこだわり」があるかどうかが大事だと、この本にかかれていました。考えてみれば、どんな会社でもなにかしらのこだわりをもって創業されて運営されていますよね。 採用にフルコミットしている僕ですが、Finatextを選んで入社してくれるメンバーから、制度や働き方、カルチャーや雰囲気が良くて入社して本当によか

        • Finatextを創業してから上場するまでの10の学び

          2021年12月22日、株式会社Finatextホールディングスは東証マザーズに上場しました。創業から今までご支援いただいた皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。改めて、ありがとうございます。 これからより一層、気合を入れて成果を出していきます。金融を“サービス”として再発明して、金融がもっと暮らしに寄り添う世の中にしていくためにはまだまだやることがたくさんあります。「僕たちがやらなきゃ誰がやる!?」本気でそう思ってます。 同時に、イチ起業家としても、社会に価値ある何かを還

        Finatextの10年を振り返ってみる

          「みんなで人事」で200名になったベンチャーが目指したかった組織のあり方

          Finatextホールディングスの代表の林です。 毎週、その週の出来事や今考えてることなどを社員向けに「週報」として発信しているのですが、今回それを社外にも同時発信してみることにしました。これからウチに入ってくれるメンバー候補の方にも届けられたらと思います。※ちなみに、社員のnoteはこちらの「Finalog!」にまとまっているので、ぜひ読んでみてください。 *** 私たちは「金融を"サービス"として再発明する」をミッションに金融の次世代インフラになることを目標に、Ba

          「みんなで人事」で200名になったベンチャーが目指したかった組織のあり方

          努力をし「続ける」ことを目標にする

          このエントリーは35歳になった自分に対しての振り返りとこれからへの宣言でもある。別にたいそうなことを伝えたいわけでもない。僕のような普通な人でも一歩踏み出すきっかけになったので、参考になればいいなと思う。 事業を開始して6年ほど経ったのだが、今ほど日々の努力が大事だと思っているタイミングはない。当たり前すぎる話なのだが、意外と「身に染みて」わかるのは簡単なことではない。僕の場合はと言えば1年半前の2019年4月。きっかけは、経営戦略の会議を開いていた際に創業メンバーの1人か

          努力をし「続ける」ことを目標にする

          ベンチャーとベンチャーが経営統合をした話  ~第二章 とにかくがむしゃらに~

          3章シリーズにわたってお届けする、ベンチャーとベンチャーが経営統合をした話第二弾です。ちなみに第一部はこちらから。 1. 焦りを覚えたキックオフミーティング 晴れて正式に2016年8月に経営統合をしたFinatextとナウキャスト。意気揚々と最初のオフィシャルなキックオフミーティングに出たのだが、その出鼻を挫くショッキングなできごとがあった。社内ミーティングの資料をカラープリントしていたのだ (余談だが、それは今の代表である辻中氏が用意していた)。2つの理由で問題意識をもっ

          ベンチャーとベンチャーが経営統合をした話  ~第二章 とにかくがむしゃらに~

          ベンチャー同士の経営統合物語  ~第一章 経営統合するまで~

          オルタナティブデータプロバイダーの草分け事業を開始してかれこれ5年くらい経った。知ってる人もいるかもしれないが、Finatextグループのカンパニーにオルタナティブデータの基盤とサービスを提供しているナウキャスト (Nowcast Inc.)という会社があるのだが、金融機関へのデータサービスの提供 (売り上げの70%が日本以外)、購買データを起点とする事業会社向けのデータ利活用のソリューション、そして日銀の金融政策決定会合や内閣府の月例経済報告にも引用される「日経CPINow

          ベンチャー同士の経営統合物語  ~第一章 経営統合するまで~

          DXはフィンテックと同じ道をたどる

          一般名詞化した「フィンテック」 デジタルトランスフォーメーションの略である「DX」だが、もはやかつての「フィンテック」並みにホットなワードになっている。いやそれ以上だろう。金融に絞られないだけ、適応範囲がものすごく広い。 思えばフィンテックも、最初はスマホアプリを作って、オシャレなUIを実装するのがスタート地点だったと思う。その後、証券や決済などの“若年層を取り込む金融機関”になるベンチャーの参入が相次ぎ、今や大手金融機関の社内ベンチャーやチャレンジャーバンク、B2Bのサ

          DXはフィンテックと同じ道をたどる