再び、うつ病になった経緯

こちらの記事の続きです。

私は4月から社会人2年目になりました。

仕事は営業職と設計職でBtoCの仕事でした。

1年目のときは新しい仕事についていくのが精一杯で頭も常にフル回転させて仕事をしていました。

段々と慣れてくる仕事もあり、効率的にできるようにはなってきましたが、それと共に新しい仕事が増えていきました。

残業も仕事量とともに増えていき、いくら効率的にしても仕事は底がないくらいの量になっていました。気づけば8時、10時、時には日を跨ぐこともありました。

そのような生活にも慣れてくると残業するのが当たり前で、自分の許す限りの残業を毎日していました。

体調も常に気をつけていたので、パニック発作は疲れが溜まると起きやすくなっていましたが、まだ大丈夫だなと思いながらも、10年前の自分とは違うな、もう変わったんだと充実感にも満ちていました。

ところが2020年3月。先々月のことです。

私は風邪を引き、新型コロナウイルスの流行もあり、会社にはお休みをいただいて自宅療養をしていました。

テレビに映っていたのは毎日新型コロナウイルスのことばかり。

心配性の私は自分が感染するかもしれない、または感染していて、ただ無症状なだけで周りに移してしまうかもしれない。という意識を常に持っていたので、私にとってこの未知なウイルスに対してのニュースはストレスでしかありませんでした。

結局は情報が多い今の社会では新型コロナウイルスについての情報も多く、SNSやテレビで情報が錯綜し、どの情報が正しいのかも分からない現状でした。

とにかく、新型コロナウイルスに関しては徹底的な手洗いをして感染の予防、マスクをつけて感染拡大の予防をする、ということが紛れもない情報だということを確信して生活していました。

自分の風邪症状も新型コロナウイルスと似ている症状もあり、持病のパニック発作も起こりやすくなっていました。

そうしたストレスが多くかかっている状態で療養をしていましたが、10年前に自分にかかったうつ病の特徴のひとつでもあった、全身が重く怠い感覚と表情をつけるのも重く感じるくらいの状態になりました。

いつもと違う。風邪とは違う感覚になりました。

熱も10日ほど続き、仕事も行けない状態が続きました。

パニック発作とうつ病の症状が続くため、一人暮らしをしていた私は平熱に戻ったあと、かつ発熱から2週間が経った後に実家に戻り、かかりつけ医の精神科の病院に行きました。

担当医の方は10年前からお世話になっている方で、とても信頼できる方今までの仕事についてや現在の症状を伝えました。

病院に行く時はパニック発作、抑うつの症状、夜が眠れなくなる睡眠障害の症状が出ていました。

診察は抑うつ状態ということでした。

また、うつ病になってしまった。うつ病になった時の生活がまた戻ってしまうのか。これからどうしたらいいのか。自分はこのままでいいのか。という色々な考えが出てきました。

今はまだ実家で療養をしています。

とりあえず、5月末までは療養をするように診断をされたのでまだゆっくりと休みたいと思います。

ここまで見ていただき、ありがとうございました。

次回は、10年前の自分がうつ病になってしまったときの心境、なぜうつ病になったのかを書かせていただきたいと思います。

RYOTA

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