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【日本ゴルフ協会】プロゴルファー講習会 講師を終えて

先日、僕が縁あって日本ゴルフ協会のティーチングプロを目指す方々の講習会の中の講義の一つ、トレーニングを学ぶための実技にアシスタントとして参加させていただくことがありました

アシスタントの仕事の内容は受講者100人ほどに対し講師の先生が
色々なトレーニングやストレッチを教えるので、その実演が主でした

今回はその経験の中で感じたことを書きます


講義の目的として、ゴルファーであっても

「ゴルフだけできれば良い」

という考えはもう終わり、ゴルファーもしっかりとトレーニングをし
身体能力を高めなければいけないというのがあり、基礎的な立ち方から歩き方、ジョギングの仕方から始まり、ストレッチ、僕たちが普段行っているようなトレーニングまでまんべんなく指導されました

その中でまず目に飛びこんできたのは、同じスポーツに取り組んでいるものとは思えないほど何もできない人たちの姿です(失礼ではありますが)

僕自身も打ち合わせの段階で知らされてはいましたが、ゴルフのティーチングプロを目指されている方たちは、ほぼゴルフしかしてこなかったような人が多いらしく、トレーニングに関しては言わずもがな、
まっすぐ立てない、長い時間ジョギングができなというな人たちも多くいるぐらいでした

その光景を見たときに僕が感じたことは

陸上競技とはまるで違う、
ゴルフというスポーツの魅力についてです

そこに来られている方は、男女が半分ずつ程で年齢も様々です
僕ぐらいの方もいれば、かなり年配の方もいらっしゃいました
体型に関してもアスリートとは程遠い方も多くおられます

そういった身体能力という面においては一般人並もしくはそれ以下の人たちであっても一度ゴルフクラブを握れば、かなりのレベルを有している

そのことを考えたときにゴルフというスポーツの魅力や競技の特性などが見えてきました。年齢、性別、身体能力の有無などに左右されにくい、高い技術力がものをいう、多くの人にチャンスがあるスポーツであり、僕にはその感覚は新鮮でした

僕が多くの時間を費やしている陸上競技は、もちろん種目が多岐に別れ、技術力が試される種目もありますが、根本的には持っている身体能力や遺伝的な才能が関わる割合は大きく、競技力の高い人は体格を見るだけでもわかります

そういった点から、逆に、陸上競技は残酷なスポーツだとも感じました

そして、ゴルフ協会の方たちとお互いの競技の感覚や考えについて
お話させて頂いたときには、互いの競技の共通点を共有できたり、
その中にある相違点を感じ取ることができました

ゴルフ協会の方々の、自分が携わっているスポーツに対しての思いや
手厚いサポートがあるからこそ成り立っているのだと知りました

僕と倍近くも年齢の離れている方と競技について語り合うことができることも、今思うとゴルフのようなスポーツだったからだと感じました

今回の学びをまとめると、自分の知らない世界、自分とは違う世界
に飛び込んでみることは、新たなものの発見だけではなく自分の世界を客観視することができ、今までとは違った見方・視点を持つことにつながる。自分の世界での成果にもつながってくるのではないかと考えました







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