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頑張ることはむしろ最低条件だよ

去年の9月に独立し、無我夢中で駆け抜けた約1年間。

頑張ることはむしろ最低条件で、頑張ることでしか自分の価値を見いだすことができなかった。

僕は超が付くほどの負けず嫌いで、とにかく負けたくないから、勝つための努力も全く惜しくない。

1日中仕事するのもあまり苦ではないし、夜中に火が付いて、気が付いたら朝を迎えるなんてことも日常茶飯事。

でもなぜだろう?頑張り方を間違えたのかな?

独立してから頑張ったことが、結果に結びついたかと問われると、正直なところそんなに結果には結びついていない。

「結果が出なければ頑張り方を間違えているんだよ。」

とある人に言われた言葉。

確かに僕は頑張り方を間違えてしまったのかもしれない。

努力の方向性を間違えれば、どれだけ頑張っても結果なんて出ない。

そんなことは分かりきっているのに、ただ闇雲に頑張っていた。

依頼を受けた仕事を淡々とこなす毎日。自分の仕事もこなし、日々が充実していたかと思われた。

「継続して努力できるのが君の良いところだよ。」

仲のいい友人に言われた言葉。

継続することが自分の強みだってさ。自分では当たり前だと思っていたことは他人から見れば、すごいことに見えるらしい。

自分の強みは自分ではわからない。

でも継続して結果が出ていないのが事実だから、努力の方向性を見直す時期なのかもしれない。

僕の中では頑張ることが全てで、頑張ることは当たり前になっていた。

だが僕は頑張りどころを見失っていた。頑張るなんて当たり前で、むしろ頑張らなきゃ結果なんて出ない。

でも好きなことに努力という言葉は似合わないから、努力なんて口が裂けても言いたくないんだよ。

僕は頑張ることが当たり前になって、いざという時に結果を出せなくなっていた。

どう頑張れば良いんだろう?

いくら頭を捻って考えても適切な答えは出てこない。

「あれ?もしかして頑張らなくていいの?」

いや、頑張ることは最低条件で、頑張り方に問題があったのだ。

そして、闇雲に頑張りすぎるからいざという時に結果を出せないのかもしれない。

「顔色悪いね」「また痩せた?ご飯ちゃんと食べてる?」

最近こんな言葉をよく掛けられる。そんなに疲れて見えるのかな?

仕事ばかりの1年間。得たものは確かにある。でも思い描いた通りの結果はまだ出せていない。

独立してから良いこともあったけど、辛いことの方が多かったのは確か。

「好きなことで生きていく」だなんて綺麗な言葉だけど、実際はめちゃくちゃ泥臭いことばっかりやっているよ。

夢にまで見た独立は、決して煌びやかな世界なんかではないし、自由を謳歌しているわけでもない。

手が空いたら仕事をしてしまう。僕は暇が嫌いだから、暇を埋めるために仕事をしていた。

でも結果が出ないことの方が多いし、良い文章を書いたと思った時の反応の薄さはほんとうに悲しくなるし、向いてないのかな?って思うことの方が多いんだよ。

好きなことで生きていくことは素敵なこと。

でも好きなことを仕事にしてみて、好きなことを仕事にする難しさを心から実感している。

それでも目の前のことを泥臭くやるしかない。そして、頑張りどころを見極めなきゃならない。

頑張らなくていい時は頑張らず、ここという時は火事場のくそ力を発揮できるようにこれでもかというぐらい努力する。

頑張ることはむしろ最低条件。まだまだ結果を追い求めなきゃだし、焦りながらも前に向かっていくしかない。

頑張り方を見極める。

僕の現状の課題だ。目の前に壁なんてきっとない。目の前の壁は自分で作り出しているだけなんだけど、そいつをひょいと乗り越えられるよう、考えながら手を止めないようにしていこう。


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