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「はじめまして」を何度でも味わいたい

最近ははじめましてのものと出会う瞬間が多くなっている。最近は故郷の大阪と東京の野拠点生活をしているから新しいものと触れる瞬間が多い。昨日は東京ではじめて同い年の人と出会った。最初は敬語で話していたのに、同い年だとわかった瞬間に、打ち合わせをしたわけもなく、お互いに敬語がなくなったことがなんだか嬉しかった。フィーリングってやつだろうか。お互いに少し壁がなくなった気がするあの瞬間は、何度味わっても胸に来るものがある。

特定のものを長い時間をかけて味わって、その魅力をひとつずつ知っていくのも好きだけれど、それと同じようにはじめましても好きだ。人との出会いはこれからこの人とどんな物語が生まれるんだろうとワクワクしてしまうし、ドラマや映画、アニメや小説などはどんな世界観を味わい、どのように自分の世界に反映されるのだろうかとワクワクする。

この世界にはまだ見ぬものがたくさんあって、1回きりの人生では到底味わい尽くせない。貴重な時間を過ごすのだからできるだけ実りあるものにしたいという気持ちもあるんだけれど、これは合わないからやめておこうと自分の趣味嗜好を確認することができるため、一概に無駄とは思えない。

どんなものも出会えたのはすべて奇跡だけれど、行動したからこそ出会えたものばかりである。神頼みなんかではなく、自分が行動さえすればはじめましてのものとの出会いは増えると肌感覚で実感した。だからこそ、出会えたものに対する感謝の気持ちと自身を褒める気持ちをいつまでも忘れたくない。

これから先もたくさんのはじめましてと出会いたいし、同時に特定のものを深く味わえる自身の感性をいつまでも守っていたい。そして、そこから紡がれる物語を自分の胸の中にお守りのようにしまい込んで、壁にぶち当たって苦しんでいるときや夜眠る前に思い出して、救われたり、笑顔になる瞬間を何度でも味わっていたい。

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