ぜんぶ低気圧のせいにする

今日は低気圧のせいか、1日のほとんどをベッドの中で過ごした。午前中は恋人とホットケーキを焼いたのだけれど、食べ終わってすぐにまた眠りについた。

今日中に執筆を終えたい原稿があったため、仕事をしようと思いながらも、体が思うように動かない。どうしたものかと、気圧を見てみると15時までは爆弾低気圧のようだ。合点がいった。これはすべて低気圧のせいだ。

難病になるまでは、気圧によって体調が左右されることはなかった。低気圧に悩む人の気持ちがわからず、どうして気圧によって左右されるのだろうとずっと思っていたのだけれど、いざ自分が気圧に左右されるようになって、そのつらさが痛いほどにわかる。

18時過ぎになって、気圧が上がったのか、それに伴って、体調がマシになった。そこからは普段通りに生活できるようになったため、少しだけお仕事をする。毎週土曜日はドラマの記事の編集があり、深夜まで対応している。ライターさんの原稿を最初に読むことができる編集者の仕事が楽しくてたまらない。より良いものを作るためにもっと頑張りたいとは思うものの、今日は低気圧によって、ほとんどが台無しになってしまった。

やりたかったことができなかったことに少し後悔はあれど、これも運命だよと思いたい自分もいる。今日できなかったことは、明日の自分に任せる。きっと昨日の自分、しっかりやっとけよと怒られるだろうけれど、文句を言いながらもなんとかしてくれるのが、明日の自分だ。今日は不本意とはいえ、久しぶりに休暇を取ることができてよかった。そう明日の自分に思ってもらえるように、そろそろ眠りにつくとするよ。