見出し画像

8/1〜8/5の日記

8/1
月末の納期ラッシュが無事に終わり、今日は緩やかなスタートになった。最近始めた就職活動も少しずつ面談が決まってきた。転職活動は自己分析をする機会を否が応でも作ってくれる。自分に何ができて、何ができないのか。そして、今後どういったスキルを身につけたいのか。考えれば考えるほどに、自分のことを知らないと思い知らされる。これは自分一人では解決できない問題だ。そのため、誰かの力を借りることにする。誰かとの会話は客観的な視点を得られるのがメリットだ。自分一人で考えてしまうとどうしても視野が狭くなる。それをぶち壊すために、色んな人と話をしたい。

8/2
今日はやる気が出なかったので、思い切ってリフレッシュすることにした。昼過ぎに吉祥寺に足を運び、いくつか古着屋さんを見て回った。まだ猛者なのに、夏物の在庫を減らすためにどの店もセールを開始している。こちらとしてはとてもありがたいのだが、アパレル業界的にはもう夏の終わりを見越しているのだと肌で感じた。ポロのハーフパンツがセール価格で売っていたので、迷わずに購入。まだ猛者が続くので、長ズボンがつらいと思っていたため、お手頃価格で購入できて嬉しい。井の頭公園に足を運ぶと、学生たちがスワンボートを漕いでいた。あと5分ほどで営業が終了になるため、学生たちは「早く返さないといけないから急げ」と楽しそうだった。少し前までは自分も学生だったのに、沈みゆく太陽も相まって彼らがとても眩しく見えた。そこからカフェで少しだけ仕事をした。休みにしようと思っていたが、申し訳なさが勝ってしまった。でも、きちんと仕事をしたのはえらい。えらすぎる。その後、荻窪に足を運び、友人とカフェアンドバーでお酒を楽しんだ。そこで、自己犠牲の話になった。僕も友人も誰かのためになりたいと、つい自己犠牲をしてしまいがちだ。その思考はなくならない。だからこそ、どこまでやるかの線引きが必要だという話になった。その後、知り合いがInstagramのストーリーで自己犠牲は他責と書いているのを見て絶望した。胸の奥底を貫かれたような感覚に陥り、やっぱり今のままではダメだと思った。幼少期から教えられてきた人に優しくしなさいの中に自分は含まれていなかった。だが、自分の人生は自分のものである。真実の愛とは、自分を大切にするということだ。誰かの役に立ちたいという思考の癖はすぐにはなくならない。今が100だとしたら、せめて50に減らしたい。そして、真の意味で自分を大切にできる人間になろうと心に誓った。

8/3
1日中、『コードギアス 反逆のルルーシュ』を観た休日だった。学生時代に観たことがあるけれど、久しぶりに見返したくなったのだ。主人公だけでなく、全ての登場人物がすれ違いをしている。ほとんどの人間が報われない作品なのだが、学園モノ、戦争、恋愛をこれほどまでに綺麗に描いた作品を僕は知らない。悲しい結末だけれど、その様は儚くて美しく、人生について深く考えさせられる。人間は自分にできないことを願いに込める。彼らも大切な人が幸せになってほしいと願った。だが、その思いは無惨にも散っていく。ロボットのアニメなのだが、ギアスという能力が中心となって物語が描かれるのもとても斬新な設定だった。学生時代は面白いという感覚でしかなかったけれど、物語を作る側になって、その才能に畏怖すら感じる。どう足掻いても『コードギアス 反逆のルルーシュ』には敵わない。年齢と立場が変わった時に、過去に触れた作品に触れ直すとこうまで視点が変わるのかと驚いた。この悔しさをバネにいいものを書きたいと思った。

8/4
たまに足を運ぶ喫茶店で読書を嗜んだ。とはいえ、主婦層の話が盛り上がっていて、あまりの声の大きさに20分ほどで断念した。精神的に疲れているときは文字が読めなくなる。でも、何かを摂取しなければやってられない。そんなときに役立つのがNetflixやYouTubeだ。自身の心を測る物差しとして、読書ができるかできないかを判断基準にしている。最近はまったく文字が読めない。仕事では文字を扱っているのだけれど、これは不思議と文字が頭の中に入ってくるのだ。責任感という奴が働いているのかもしれない。仕事をしなければ生活ができない。だからこそ、無理矢理にでも文字を頭の中に叩き込んでいる。ところが、仕事のスイッチがオフになった途端にまた文字が読めなくなる人間に逆戻りの繰り返し。そろそろ海に足を運んで、自分の悩みの小ささを知るターンがやってきたのかもしれない。ってことで、海に行く予定を立てよう。

8/5
今日は業務委託で所属している会社のメンバーが集まる日だった。前回は大阪開催だったため、参加を断念したので、2ヶ月ぶりの参加になる。東京駅のTSUTAYAのシェアラウンジが開催場所だったため、電車で向かったのだが、駅構内で迷子になった。なんとか会場についたものの、なぜか予約がキャンセルされている。これは困った。どうすればいいか受付の方に尋ねると、事前予約は予約時間から15分以内に会場入りしなければ、キャンセル扱いになるらしい。僕が会場にたどり着いたのは、予約時間から17分後だった。10分前に辿り着く予定だったのに、あまりにも不甲斐なさすぎる。予約を取り直して、無事会場に入場できた。社長に迷子になりましたと伝えると「佐藤さんらしいね」と笑っていた。いつの間にか迷子キャラになっている。だが、そう思われていても仕方がない。断っておくが、仕事で遅刻することはないし、不安すぎて30分以上前に仕事場についている。だが、スイッチが切れた瞬間に、方向音痴が発動して、Googleマップを使っても目的地に辿り着けなくなるのだ。あまりにも恥ずかしいのだが、プライベートの自分はかなりのポンコツだ。妻にも呆れられている。この件については、至急解決策を見出さなければならない。しっかりとした人間になるためにはまずオンとオフの差をなくす必要がある。ああ、くだらないことに文量を使いすぎた。もっと書きたいことがあったはずなのに。

***
8月を迎えた。本格的に転職活動も始まったため、早急に自己分析を進めなければならない。そのために8月はいろんな人から自分について話を聞く。人から出た意見をもとに自身の強みをどう活かせるのかを考えていく。7月後半は忙しさも相まって精神が不安定だった。落ちるときはとことんまで落ちていいと思っているので、どん底まで落ちた後にすぐに這い上がれるように、しっかりと準備をする。いかに早く這い上がれるか。スピードこそが命である。残された時間はそれほど多くない。それを頭に入れて、しっかりと落ち込んでいきたい。



この記事が参加している募集

ありがとうございます٩( 'ω' )و活動資金に充てさせて頂きます!あなたに良いことがありますように!