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馬鹿みたいに愛して、馬鹿みたいに騙されて

涙を流した分だけ君を許せるような気がしたから気が済むまで泣いても実際のところ君は一向に消えなかったし、許せるわけなんてなかった。

涙の数だけ強くなったところで君はもういないから、弱いままの私で良いよね。

馬鹿みたいに愛して、馬鹿みたいに騙されて。

嘘みたいに愛されて。嘘みたいに突き放されて。

君のことなんて大嫌いだよって言えたら楽なんだけど、確か時間が解決してくれるらしいから忘れられるまでは忘れなくてもいいよね、きっと。

哀、二乗。私ー君=ひとりぼっち。

ふたつでひとつというそんな嘘をいつまでも信じていたかったの。

前に進みたいけどまだ進みたくないの。

繰り返したくないけど、また会えたら抱きしめてしまいそうなの。

はじめてのキスは甘酢っぱく、普段飲まないお酒はほろ苦く、これが大人の味なんだなって感傷に浸ったりして。

たくさん泣かされたし、たくさん傷つけられたの。

でも君は特別だったの。忘れられるわけなんてないの。ねえ、君を諦めることができたら少しは大人になれるのかな?

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