見出し画像

芝居

失敗や反省、後悔ばかりの私の人生。

今日もお仕事で失敗しちゃったから、君が私に私がへこんだときに君に会えるというルールを作ってくれたら良いのにね。なーんて馬鹿げたことを提案したところでなんの意味もないから、ただの独りよがりでしかないのよ。

君の「会いたい」の数だけ愛しさが募り、私の「会いたい」の数だけ寂しさが募る。いつだって君は都合のいいときに私に連絡をして、私からの連絡は一切無視をしてしまう。

君はいちいち既読を欲しがり、私はいちいち安心を欲しがるからうまくいかないのかな。

でもたまに需要と供給がマッチしたときはたまらなく嬉しいからこの関係をやめられないの。だから会えるから会うのではなく、2人が会いたいから私は今日も君に会いに行く。

一体いつまで都合のいい私を演じ続ければいいんだろう。先の見えない未来にいつまでも期待できる強い私ではないから、私の思いが冷めないうちに早く私を連れ去ってよ。

私はいつまでも2人を結ぶ意図が運命の赤い糸だと信じていたいし、この恋が必然だと信じていたいの。

会いたい夜にかぎって君に会えなくて、夜の数だけ寂しさが募り、夜の数だけ寂しさを乗り越えてきた。

君の温もり、声や匂い、その全部が私のすべて。でも私はいつでも物になれる準備はできているのに、君にとって私は都合のいい女。

どうせならこのまま都合のいい女を演じてみせるから。

悲劇にも似たこの劇場のヒロインは私じゃないなんてとっくの昔に分かっているから。それでも私は喜劇のヒロインを気取って君の前では堂々と振る舞い続けるわ。

こんな私をあなたは愚かだと呼びますか?

ありがとうございます٩( 'ω' )و活動資金に充てさせて頂きます!あなたに良いことがありますように!