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せめてもの嘘で私を救ってみせてよ

どうでもいいよ、どうでもいい。君の顔なんかもう金輪際見たくないよ。
君に捧げた時間は全部無駄だったの。裏切るのなら夢なんて見させないでよ。

わかってるよ、わかってる。どうせ私はもう用済みなんでしょ。
君はまた甘い言葉で巧みに騙すの。使い古した言葉を次の子にもどうせ使ってるんでしょ。

死にたくなるよ、死にたいよ。君なしの人生なんて考えられないよ。
なぜいなくなったの。私はまだこの場を離れられないでいるんだよ。

2人がいいよ、2人がいい。嬉しさも悲しさも半分こしていようよ。
君と私は2人でひとつだったの。私は1人にされた虚無感をいまだに拭えずにいるよ。

悲しくないよ、悲しくない。そう言い聞かせてもう1年が経ったよ。
君がいない事実を受け入れるの。どうせ君は戻ってこないんでしょ。

笑えばいいよ、笑いたいよ。なけなしの笑顔で辛さを乗り越えるよ。
君がまだ忘れられないの。でも少しずつ前に進むしかないんだよ。

景色が巡る。君と一緒に見た景色もやがて変わってしまうだけ。
君がいない景色に私も少しずつ慣れていくのかな。

君が巡る。2人の思いがもう交わらなくなってしまっただけ。

「どうでもいい」と「どうでもよくない」がただ巡り続ける夜明け前。

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