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『虚数の情緒』をよむ。
今年もやってきました。
1年でいちばん気持ちのいい季節。
空気がサラッとしていて、ひんやり心地いい。
ちょっと強めにエアコンがはいったホテルの部屋みたいな気持ちよさ。
なので油断すると、からだが冷えて調子が悪くなるシーズンでもある。
毎年春と秋、温度と湿度がちょうどいい季節があって、この時期はいちばんカラダがしあわせ。
いつもそろそろバラの季節かな、とおもうあたり。
ことしの最寄りのバラ園のシーズンは5月中旬だそう。
さて、『虚数の情緒』という分厚い本を読みはじめました。
副題が『中学生からの全方位独学法』。
約1,000ページ、厚さ5cm超。
以前も新品で購入したのだけど、買って満足して積ん読のまま手放してしまいました。
また恋しくなって、アマゾンで再注文。
高校の数Ⅱ、数Bで挫折して、以後、数学コンプレックス。
でも、気づけばまわりはデジタル製品があふれてて、数字に弱いだなんていってられない。
ちょっとずつでもいいから、算数、数学を勉強しなおしたい、という文系オトナのハート鷲づかみな一冊なんです。
読みはじめて、まだゼロ章。
数学のスの字もでてこない。
勉強とはなにか、民主主義とはなにか、文明文化のちがいとか、などなど。
中学のめちゃくちゃコワイ先生のお説教ルームに突然放りこまれたかんじ。
もしこのブログみせたら、ふざけるな!って叱られそうな雰囲気プンプン。
筆圧にこめられた意気込みが熱すぎてコワイんだけど、ビシッとスジがとおってて、冷や汗かきつつも心地よい。
「民主主義」とは何か、のところでスカッとする箇所がありました。
「車と歩行者ならば『車は強者、歩行者は弱者』と単純に決まる訳ではない」
「この点を辨(わきま)えないと、自らを弱者と勘違いして善意の押し売りをする厭な人間になってしまうのである」(共にp27)
うえの車と歩行者の例は、ふだんは車にひかれそうになるけど、車が踏切でガス欠になったら、立場が逆転するでしょ、とある。
これ、最近のSNSみてて痛感してて。
正しいこといってるんだけど、読んでてモヤモヤするツイートとかって、こんな押し売りだったりする。おもに炎上案件とか。
ひとの立場って、職場や家庭、ホームからアウェーの場面と、コロコロかわっていく。
ので、ひとに語尾強めにいいたくなったとき、あ、これ別の場面だと自分が言われるかもって、頭の片隅で考えるクセはつけておいたほうがいい。
『虚数の情緒』、まだタイトルの意味すらよくわからん。
かなり硬派な出だしです。
できれば今回は読み通したい。
この本、ちょっと高め。
なので今回は中古本で購入しました。
「良い」のコンディションだったけどほぼ未使用の美品が届いてビックリ!
アマゾンで状態のいい中古本を買うコツは、
①実際の写真つきで状態がよくわかる商品
②①がなければ、なるべく大手の本屋さんから
③②で「概ね良好な状態」と記載したもの
でえらぶと、高確率でキレイめの商品が届きます。
うちの子ノエルにちゅ〜るをあげます。