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昭和 あの頃 夢の国 デパートの屋上

一面に広がる夢の世界

もう少し!

夢の国までもう少し!!

もの凄い勢いで階段を駆け上がる
一段飛ばしで駆け上がる

着いたー! はぁはぁ(息切れ)

一面に広がる夢の世界へようこそ
待ってたよ・・と今日も温かく受け入れてくれる

心地いい音の洪水・・少し大人な匂い・・きらびやかな世界

夢のような空間、そして時間だった

昭和のあの頃 デパートの屋上は夢の国

と、こんな感じで幼少期は
それはそれはデパートに行くのが楽しみでした(^^)

喫茶店にあったような(今でもあるところはありますよね)
テーブルタイプのゲームから、立ってプレイするタイプのゲームまで

昭和のあの頃、1980年代・・
熊本の2大デパートの屋上は、フロアー全体が
ゲームで埋め尽くされた夢の世界でした。

中庭に出ると、ミニ遊園地のように
ちょとした乗り物とかもあったりして。

目をキラキラ輝かせながら
歩き回る、見て回る。

そう、プレイはしない(笑)決して。
なけなしのお小遣い・・もあったが
なによりも恥ずかしい(笑)とっても恥ずかしい。

一度もプレイしたことのないゲームは特に恥ずかしい。
プレイしなければ、どんなゲームなのか分からないし、
上達もしないのに。その一歩の勇気が出ない。

なので、上手なお兄ちゃん達のプレイを
後ろからこそっと見れればそれで良かった。

さ、今日は何を見て回ろうかな〜♫

こんなゲームがありました

カラテマンたちが対戦するゲーム
試合を見物している、他の選手たちの拍手が心地いいです。
ボーナスステージは突進する猛牛を素手で止める!

レバー2本使って、ひたすらビルを登るゲーム
途中、植木鉢が落ちてきたり、なぜかキングコングがいたり。
それでもめげずにビルを登ります。

金色の剣士が迷路のような塔を、上に上に登っていくゲーム
サラリーマンのお兄さんが、サンドウィッチを
食べながらプレイしていたのを、後ろから応援していました。

夢の国で得られた大切なもの

夢のような時間はあっという間に過ぎ去っていく

でも夢の国にいたあの時、あの瞬間は
永遠に続くような感じがしていました。

何かに没入するって大事ですよね。
そしてとても贅沢な時間だと思います。

大人になった今、なかなかそのような
夢のような時間は持てていないような気がします。

キラキラした宝石のようなひと時

大人になった今だからこそ必要なのかもしれませんね。

人生も夢のようなもの
一瞬で終わってしまうのかもしれません。

だからこそ、大切なひととの時間
今この一瞬一瞬を、大事に大事にしていきたいなと
思っています。

夢の国で幸せを感じていた時のように。

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