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寄り道、迷子はワクワクへの近道/ 赤山コラム No12

いつも《湧く湧くマガジン》をお読みいただき、ありがとうございます。


今日は普段から行ったことのない土地に行くことが多い

私自身の楽しみ方についてお伝えしようと思います。

皆様は知らない土地で目的地に行こうとする際に

携帯でグーグルマップなどを使いますか?


どこか目的地に行った後、ホテルに帰る際に

携帯を頼りにしていますか?


私も基本的には遅れてはならない時や

誰かと一緒にいる際には使います。


ただ1人でいる時や

特別急いでいない時には使わないようにしています。


理由はたくさんありますが

ひとつは“目的地に最短距離で行くことをそもそも求めていない”

という事があります。

見知らぬ土地では多くの発見があり

目的地に行く、道中も楽しむように

うろちょろとしながら歩いています。


迷いそうになったら交差点などにある地図を頼りに

もちろん手元の携帯で地図を見ることもありますが

ナビ通りに進むようには使いません。


なんとなくの方角がわかれば

だいたいたどり着くことは可能なので。


そうやって歩いていると

ここの中華料理屋美味しそうだなとか

この土地はこういう名前なんだ、初めて聞いたな。

というように自分にとって知らない情報が

どんどんと目に入ってきます。


元来、知的探究心が旺盛な自分にとって

知らない情報が入ってくるだけで

ワクワクするのです。


まず自分がどういった事象においてワクワクするか

という前提をしっかり整理しておくことは重要です。


その上で自分の場合

知らない情報はワクワクの元

知らない土地はワクワクの宝庫

よって、寄り道・迷子はワクワクへの近道。


ということになるのです。


ちなみにこれは脳科学の領域でも明らかになってきていることですが

人間の中脳には、黒質/腹側被蓋野(SN/VTA)と呼ばれる領域があり基本的にはここが新しい情報を処理する「中枢部」となって、新しい刺激に反応します。
そしてSN/VTAは、学習や記憶に関して重要な役割を果たしている「海馬」や「扁桃」の領域と密接に結びついています。
海馬は、新たに受けた刺激を記憶と照らし合わせ、扁桃は感情刺激に反応し、関連する長期記憶を補強する役割を担っています。

ある実験の結果、被験者がこれまでに見たことのない目新しい画像を見た場合に、SN/VTAが活性化することがわかりました。
ところが見慣れた画像とほとんど変わらない画像では、同じ効果は得られませんでした。

SN/VTAが活性化したのは、"見たことのない画像"を見せられた時だけでした。
関連する脳のそのほかの領域も画像に反応しましたが、見せられる画像に慣れていくにつれて、その反応は徐々に小さくなりました。
https://www.lifehacker.jp/2013/05/130526whynewthings.html より引用)


ぜひこのコラムを読んだ皆様も

知らない土地で少し時間があれば

ホテルまでの帰りにナビを使わずに歩いてみたり

目的地に少し寄り道をしながら歩いてみてはいかがでしょうか?


寄り道が知らない情報を自分に教えてくれる

成長への近道となるかもしれません。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

人生にワクワクを

赤山僚輔


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想定外理論。
この未完成で不完全な理論と共に日々の習慣に変調をもたらし、それぞれの解釈による行住坐臥の実践日々のワクワクに繋がるように、そして自分の中から何かが湧く楽しみに枠組みを外しながら湧く湧くしていきましょう!!!
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