見出し画像

未来予知!?就職活動のときに聴いた「会社での働き方」が現実になる…?

「これからの採用は【一定期間で成果を出せる人】が採用されるようになります」

私が就職活動をしている数年前、友人と参加した会社説明会で某会社の人事担当者が力説していた言葉。

「この担当者、何を言ってるんだろ…?」

正直、このときはそこまでビジネスの勉強をしておらず、会場に行くまでその会社の名前を聞いたことがなかったため、信用していませんでした。

しかし、現在の会社の経営状況および現在と今後の採用を考えたとき、この考え方の重要性を思い知らされました。

年功序列の撤廃や終身雇用の崩壊がある今、この考え方を理解しないと、将来困るのは自分だ、そう感じました。

そのために、会社と就職・転職する人との「会社での働き方」の価値観の違いを比較する必要があります。

今回は、なぜ【一定期間で成果を出せる人】が今後必要とされるようになるのかを書いていこうと思います。

それでは見ていきましょう!!!

◆会社の考え方

* 長く会社で働いてほしい *

会社は採用するとき、定年まで働いてくれそうな人を見極めます。

なぜなら人手不足が問題となる今、人が経営資源として貴重になっているから。

新型コロナウイルスによって売り手市場から揺らいでいますが、長期的に見ると日本は人口減少がほぼ確実。

特に若い世代は右肩下がりに減っていくため、新卒採用はより厳しくなることが予想されています。

また、長く働いた方が成果が出やすく、他社からの信頼も築きやすい。

学習効果により仕事の効率は上がり、仕事をこなしていくと課題や改善点を見つけることができます。

◆就職・転職する人の考え方

* 定年まで同じ会社で働けない *

転職・独立ありきで働き方を考えないといけない、そう考えています。

なぜなら技術の進歩や価値観の変化が早いため、企業生存年数が次第に短くなるから。

現在でも大企業で40代、50代のリストラが実施されたり、何十年も続いていた会社が時代の変化に対応できず倒産するといったことが普通に起こります。

企業生存年数が現在の30年から15~20年程度になると予測する人もいます。

また、副業がしやすい環境が整ってきたため、フリーランスに転身したり、独立して起業する人も出てきました。

産業の成熟化によって売上が上がりにくくなり、給料を上げられずに副業を解禁する会社も増えてきています。

ランサーズの「フリーランス実態調査2020年版」では、2020年時点でのフリーランス人口は1034万人であり、今後も増えていくことが予想されます。

◆ 今後の会社で必要とされる人材

* 一定期間で成果を出せる人 *

企業生存年数の短期化で成果を求められるようになり、人口減少により会社は就職・転職する人の価値観を取り入れる必要があります。

会社としては長く働いてもらいたい、しかし採用される人たちはそのように考える人はほとんどいなくなります。

成果は出さないといけなくて、かつ転職・独立を考えている前提の人たちに働いてもらう、会社の価値観はこのように変わっていくはず。

また、再現性のある優秀な人を採用したいと考えるようになります。

就職・転職する人たちは実力主義になり、結果を求められるようになります。

つまり、【一定期間で成果を出せる人】がこれからの採用のトレンドになるのではないか、ということです。


◆ 終わり

最後まで読んでいただきありがとうございました!!!

ビジネス書を1000冊以上読み、新聞やニュース、就職・転職市場を調べた上で、現実になってもおかしくない、そう思いました。

今後は1つの会社で働くよりも、複数の会社で実績を残した人が採用されやすい、そんなことが起こりえます。

時代が変われば会社も働く人も価値観が変わる、この記事を読んでそのように少しでも考えていただけたらと思います。

それではまた次回に!!!

☟ 編集部おすすめに選定された記事 ☟

☟ 他の投稿記事 ☟

☟ Twitterアカウント ☟

https://twitter.com/ryosukebusibook

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?