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毎日90分で「高い英語力」をキープする学習ルーティーン


1. このnoteで伝えたいこと

このnoteでは、私が毎日行っている90分間の英語学習ルーティーンをご紹介します。この学習方法は、私の5年間の英語学習を通して、様々な英語学習方法、学習時間を試行錯誤した結果、辿り着いたものです。

学生時代とは違って社会人生活の限られた時間の中で、可能な限り時間対効果の高い英語学習方法を探している方も多いかと思います。そのような方々へ、このnoteを通して多少なりとも価値を提供できれば幸いです。私はこの毎日90分間の学習法で、高いレベルの英語力を維持出来ている、という主観的な自信があります。

自分にあった学習目標の立て方や、1日に捻出可能な学習時間に応じた学習メニューの作り方、学習方法をどのように洗練するか、といった部分は、英語学習に限らず何かを意欲的に学ぼうとしている方にとって価値ある情報になるかと思います。

楽しんで頂けると幸いです。ではいきましょう!


2. なぜ毎日90分なのか

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私が毎日の学習時間を90分間に設定した理由として、下記2つがあります。

2-1. 30-120分という範囲で学習時間を試行錯誤した結果、90分が最も理想的が学習時間だったから。

2-2. Focus Sprint という90分区切りのタスク処理テクニックを使用しているから。


2-1. 30-120分 という範囲で学習時間を試行錯誤した結果、90分が最も理想的が学習時間だったから。

私生活や仕事、達成したい学習目標とのバランスを考慮した結果、毎日90分間で目標としている英語力を維持出来ることが分かりました。正直なところ、1日90分間の英語学習を続けるのは想像以上にハードです。

1日30-120分の幅で学習時間を試してみましたが、最終的には90分が自分に合っているとの実感がありました。学習時間が少なすぎると、英語勉強モードへの切り替えコストが高くなるため時間対効果が見込めず、学習時間が多すぎると集中力が持たず、効率の良い学習にはなりませんでした。

結論、学習目標と生活状況を加味した学習時間を設定することが重要です。現在、私はリモートメインで働いていることもあり、比較的柔軟にスケジュールを組むことが出来ます。それにより毎日90分間の学習時間を捻出出来ています。しかし、繁忙期には、毎日90分ではなく1日おきに60分間の学習時間にする等で、臨機応変に学習時間を変えています。


2-2. Focus Sprint という90分区切りのタスク処理テクニックを使用しているから。

「Focus Sprint」とは、90分間集中して作業、その後20分間休憩というインターバルでタスク処理を行うテクニックです。その他にも25分間集中/5分間休憩インターバルを行う、ポモドーロというテクニック等があります。

私は仕事とプライベートの両方でFocus Sprintを活用しています。仕事では、1日に約4-5回程度のFocus Sprintを行い、プライベートや家事(不用品をメルカリに出品する, 友人の誕生日会を計画する等)でもFocus Sprintを活用してタスク処理しています。

集中力の持続時間は、人によって多少差があるかと思います。そのため、90分区切りのFocus Sprintや、25分区切りのポモドーロテクニック等を一度試してみて、自分にあった集中/休憩のサイクルを見つけておくと、効率良くタスク処理が出来ます。

Focus Sprintを使用したタスク処理のテクニックは「Matthew Encina」さんのYoutube動画から学びました。具体的な解説は下記動画の 3:30~ です。


3. 毎日90分の学習で達成したい目標


私が自身に設定した毎日90分の学習で達成したい目標は、下記になります。

英語4技能(読み、書き、話す、聞く) + 語彙力(単語、イディオム、文法)を、TOEFL 90-100, IELTS 7.5-8.0 レベルでキープすること。

具体的にTOEFL 90-100, IELTS 7.5-8.0の英語力は、例として下記画像(IELTSのスコアバンド)をご参照下さい。

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これはあくまで私の学習目標のため、自分に合った目標を立てて頂ければと思います。仕事とプライベート両方で英語の会話がほぼ発生しない環境の方は、無理に時間を割いてまで英会話力を上げる必要はない、というのが私の正直な意見です。

その代わり、可能な限り高いリスニング力と語彙力を身に付け、英語のコンテンツ(YoutubeやSkillshare, Coursera等)を問題なく理解出来る状態を目指すのが、コスパの良い学習になると思います。


4. 毎日90分の内訳

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毎日の90分間学習の内訳は、下記内容になります。

4-1. Blinkist - 30min
4-2. オンライン英会話 予習/復習 - 30min
4-3. オンライン英会話 - 30min


4-1. Blinkist - 30min

最初にBlinkistという洋書要約アプリを30分間やります。具体的には、「Free Daily Pick」を1回音読し、新出語彙をスプレッドシートにまとめる、までで30分です。私にとってBlinkistのアプリを起動することが、英語学習モードに入るための最適なトリガー(きっかけ)でした。

小さな習慣」や「Atomic Habits」でも述べられているように、英語学習を習慣化するためには、適切なトリガーを見つけることが重要です。英語学習の習慣化については、次のnoteで取り上げる予定です。

こちらの詳しい内容は下記noteのBlinkistを活用した英語学習法というで章でご紹介しています。是非ご参考下さい。


4-2. オンライン英会話 予習/復習 - 30min

次にオンライン英会話の予習/復習に30分使用します。具体的には、前回のレッスンに使用した教材を音読し、新出語彙をスプレッドシートにまとめ、当日のレッスンに使用する教材を音読し、大まかな流れを掴む、までで30分です。

4-2-1. 前回のレッスンに使用した教材を復習する。
→ 記事を音読し、新出語彙をスプレッドシートにまとめる。

4-2-2. 当日のレッスンに使用する教材を予習する。
→ 記事を音読し、大まかな流れを確認して、質疑応答の際の自分の意見を決めておく。


4-2-1. 前回のレッスンに使用した記事を復習する。

最初に前回のレッスンの復習から始めます。私はRarejobと言うオンライン英会話サービスで、「Daily News Article」という教材を使用し、レッスンを受けています。内容は下記です。

▼ Rarejob公式HPから引用
Daily News Article(以下DNA)とは、レアジョブオリジナルの英会話ニュース教材です。世界の時事ネタを中心に、幅広いトピックのニュース記事を掲載しています。ビジネスで使える実用的な英会話表現や英単語を身に付けることができます。

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私はRarejobでこの教材しか利用しません。その他の教材を試してみましたが、私の求める練習(論理的な英文での意見を即興で求められるもの)に最も適していたのがこちらの教材でした。

こちらの教材をやりっぱなしにするのは勿体ないので、実際のレッスンの前に前回レッスンの教材を復習しています。復習の方法は、4-1の章でご紹介したBlinkistの復習内容とほぼ同じです。具体的には、最初に教材を音読し、新出語彙をスプレッドシートにまとめて、定期的に復習します。この復習の時間に、スプレにまとめた過去の記事の復習も同時に行います。

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4-2-2. 当日のレッスンに使用する記事を予習する。

次に当日のレッスンの予習です。予習内容としては、当日のレッスンに使用する教材の大まかな流れを確認し、質疑応答の際の自分の意見を決めておくところまでを予習としています。

最初に教材の音声を再生しながら、シャドーイング(音声を聞いた後、即座に復唱すること)します。この際に、単語の発音や文の区切りを意識して、自然な発話になるよう意識しています。

Daily News Articleには「Viewpoint Discussion」という、記事の内容について講師とディスカッションをするパートがあります。

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私はこのパートの学習を最も大切にしています。
理由として、このパートでは自分の意見を即座に論理的な英文で構築し、相手に伝えることを求められるからです。しかも通常の日常会話ではなく、その日の教材に関連した内容の対話になるため、様々なトピックに対する自分の意見を、可能な限り明快な英語で表現する必要があります。

特に英会話に慣れていない段階では、即興で自分の意見をある程度伝わる英語で表現することは非常に難しく、びっくりするくらい焦ります。

しかし、このパートでの自分の意見は、予習の段階で前もって用意しておくことが出来ます。私はどうしても時間がない時以外は、設問に対して核となる自分の意見を英文でメモしておき、講師と実際に話す際にまずその意見を伝え、そこから即興で展開する形にしています。そうすることである程度は筋の通った意見交換ができ、自信をつけることができます。

それに加え、Rerejobの講師陣は洗練された研修を受けており、会話の際には生徒の英語力に寄り添う形でサポートしてくれます。もし会話の中で詰まってしまっても、意見がまとまらなくても、講師が優しくリードしてくれます。この講師陣に対する絶対的な信頼感も、Rarejobをお勧めできる理由のひとつです。


4-3. オンライン英会話 - 30min

最後にオンライン英会話を30分やります。実際のレッスンの内容は、以前Youtubeに投稿しているものが、最も雰囲気が分かり易いかと思いますので、是非参考にしてみて下さい。実際のレッスンの様子は 0:25~ です。


動画の中でも言及していますが、私個人の意見として、言語学習おいて最も重要なのは、想起練習だと思っています。想起練習とは、1度インプットしたものを思い出そうと努力する練習です。想起練習の質、回数においては会話が最も効果的です。

特に英語で会話している時は毎秒のように、「この言い回しはどう英語で表現するんだろう。この動物って英語でなんだっけ。この状況ではどんな表現がベストなのかな。」という形で、どうにか自分の記憶や経験から適切な情報を思い出そうとします。

そういった問いにより、完全に覚えた気になっていた語彙や表現が浮き彫りになり、効果的な復習が出来るようになります。基礎的な語彙や文法が抜けていると気付いたら、必ず復習します。基礎となる知識がなければ、高いレベルで英語を習熟することは不可能です。

この認知的な努力によって、重要な情報同士の結びつきが強まり、次からは楽に思い出せるようになっていきます。そうすることで英語での会話がよりスムーズになる、という流れです。

私はこれを胸に刻んで、日々学習しています。


5. まとめ

今回は、私が毎日行っている90分間の英語学習ルーティーンをご紹介させて頂きました。

こちらのまとめまで見て頂けている方々、noteを最後までご覧頂きありがとうございます。拙い文章ですが、多少なりとも英語学習やオンライン英会話について新しい発見があれば、嬉しいです。

ご質問やご意見ありましたら、ご遠慮なくコメント頂ければと思います。

最後にRarejobの紹介コードをご紹介させて頂きます。下記リンクからアクセスして頂き、紹介コード「ee333e16」を利用して頂くと、あなたと私に1000円のキャッシュバックがあります。ご興味がある方は是非👏

▼ Rarejob
https://www.rarejob.com/

6. 参考文献

文中に紹介した書籍を下記にまとめました。

noteで書籍等をご紹介する際は、私自身が実際に読み、お勧めできると思えたものみご紹介しています。私のポリシーとしてnoteを読む際に妨げにならないよう、文中へのAmazonリンク貼り付けは避けています。

※下記は、AmazonアソシエイトのURLを使用しています。


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