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【問題】世界一「平均身長が高い国」ってどこか知ってる??

こんにちは〜
この間面白い雑学を見つけたので
共有させていただきます!

これから出題する問題ぜひ、お子様に出題していただきたいと思います!
"子育ての観点"に繋げていきますので、是非最後までご覧ください〜😙


平均身長が世界一高い国はどこでしょう??

合わせて平均身長が世界一低い国はどこだと思いますか??

そう思った理由も含めて答えてみてください!


答えは....

平均身長世界1位は
“オランダ”なのです。

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そして、
平均身長が世界1低い国は
“インドネシア”

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なんです!!


これには、
とある関係性」が隠されておりまして。


なんだと思いますか??

それは

「居住地の〇〇」に関係しているんですね〜!

なんでしょう。

……

……

……

……

……

正解は
「居住地の寒さ」です。

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(まじか!僕も寒いところに住んでいれば身長180いっていたかもなあ(現在175cm)なんて...笑笑)


これは
「ベルクマンの法則」によって、説明することができるそうです。

ベルクマンの法則とは?

1874年ドイツの生物学者ベルクマンが発見した法則で、

「寒い地域の動物の方が体が大きい」
というものです。
例としてあげるなら”熊”がわかりやすいかもしれません。
東南アジアに生息するマレーグマは140cmほど、北海道を中心に生息しているヒグマは200cm、ホッキョクグマは250cmらしいです。

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つまり
寒い地域に行くほど、同じ種の動物でも平均サイズが"大きくなっている"ということなんです。

これは私たち”人間”も同じです。
私たち人間も、元々は動物なので。
世界でも寒い場所に住む人たちは、比較的体格がよく身長が高い傾向にあり、逆に暖かい場所に住む人たちは、比較的身長が低い傾向にあるということなんです。

動物といっても、この特徴は"恒温動物"にしかない特徴だとされています。
恒温動物とは哺乳類、鳥類などですね。

へぇ〜!!
寒い地域ほど、大きく育つんだ〜!!

でもちょっと待ってよ!?

なぜ寒い地域に住んでいる方が、体格が大きくなるのでしょうか??

一見、寒い時は体を縮こませた方がいいようなイメージではないですか??
僕はそう思いました笑

なぜ、寒い地域の方が体格が良くなるのでしょうか?
「"寒さ"と"体格"についての関係性」について、もう少し深く考えていきたいと思います!!

っとその前に。
恒温動物と変温動物、何なのかご存知ですか??
僕も曖昧だったので、調べてきました!
簡単にまとめます!


恒温動物や変温動物の"性質"や"特徴"について

まとめていきたいと思います!

恒温動物の対をなすのが変温動物です。

まずは
"変温動物"について。

“変温動物”とは
「周りの温度(気温や水温)に応じて体温が変化する」動物です。
(魚類、爬虫類、昆虫などがこの部類に入ります。)
寒い所に生息していたら自分の体温も下がり、暖かい所に生息していたら自分の体温も上がるということです。周りの温度に完全に依存しているんですね。
逆に言うと、自分の体の温度をコントロールすることはできないので、かなり面倒かと…。

つまり変温動物は、寒い環境には滅法弱く(寒さによって体温も下がりまくっってしまうから)、生きていく(活動する)ことができないんです。現に、北極には変温動物はおらず、日本でも冬には”冬眠”という手段を使って寒さを凌ぐというわけです。


次は"恒温動物"について。

“恒温動物”とは
「身体の体温を一定に保つ維持機能」をもった動物です。
外界の環境に応じて、体温を自分自身で上げたり下げたりすることができる(無意識下で)わけです。これは凄い性質ですよね。
外界が寒い場所であれば、自分自身の体内で体温を上昇させ、暑いところであれば体温を抑えるという細かいコントロールが可能なのです。

すごい!!なんて機能でしょうか!!



体温の上昇をするためには「熱」エネルギーを発生させる必要があり、
体温を抑えるためには、体の外へ皮膚から逃す必要があります。

熱を外へ逃すのは割と単純なのですが、
体内で熱を発生させるためには、かなり膨大なエネルギーが必要となるそうです。なので、寒いところではその寒さに対応するだけの熱エネルギーを発生する必要があるわけです。



逆に、変温動物は、そのようなエネルギーを必要としません。
外界が寒くなったら、自分も体温が下がるので。
無駄なエネルギーは消費しないので、最低限食べることができれば、生存できます。なので、食料不足にもある程度適応できるんです。私たち人間(恒温動物)はそうは行きません。1日食べないだけでも死にそうになりますからね...笑


恒温動物と変温動物についてある程度把握できたところで話を戻しましょう!



なぜ、寒い地域に住んでいる方が、体格が大きくなるのでしょうか??

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それは...

体格を大きくした方が、
より多くの熱 (エネルギー)を発生させることができる」からなんです。

恒温動物の説明のところで、軽く触れましたが、
私たち人間は生存するために、生存するために"体温の維持"は必須です。

なので、寒ければ寒いほど、体温を維持するための熱エネルギーをより多く体内で発生させなければいけないと言うことなんです。
つまり
寒い地域の人ほど、より多くの熱エネルギーを体内で発生させるために、体格を大きくしようと、種の生存のために、体に備わっている生存本能のようなものが身体の発育を促進していると言うことなのです。

人類の進化の過程でこんなことが起こっていたなんて...

面白いですよね〜!!


逆に温暖な地域の人たちは、"小さい"特徴の他に、
耳や足などの"熱を逃す"部位が大きく発達しているという特徴もあります。

いや〜実に面白い!!


今回、なぜこんな記事を書いたかというと、

教育的観点に落とし込む!


という目的があったからです。
今回の議題からどんどん深掘りしていくことで、恒温動物や変温動物についての知識をいつの間にか学ぶことができていましたよね。

子供の教育にはこれが大切だと僕は思うんです。

恒温動物がどうだとか、どんな特徴を持っているとか、
その知識自体を授業で教えてもらっても、"何も面白くない"んですよ正直。

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テスト出すぞと言われても、その場で覚えるだけだと、なんの役にも立たないただのつまらない知識として、勉強してしまうんです。


そんなことを繰り返していくから、

「勉強=つまらない」というレッテルを貼ってしまうことになるんです。


大切なことは

”学ぶ面白さ”を知ってもらうことです。

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「世界一身長が高い国ってどこだと思う??」

なんていう少し面白い雑学を入り口に置くことで、
いつの間にか「恒温動物はどんな性質なのか?」ということを勉強しているという状況に繋げてあげることができるというわけです。


日々の生活の中で子供がどうやったら勉強すること/学ぶことに興味を持つのかということを考えながら、触れ合ったり、会話してみてください!

きっと子供の将来もいい方向に変わっていくはずです✨


少しでも子育てに役立てれれば幸いです!!
最後まで読んでいただきありがとうございました!!


P.S.
日本の中で一番平均身長が高い都道府県、一番平均身長が低い都道府県はどこでしょうか??簡単ですよね^ ^

最後まで読んでいただきありがとうございました♪