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両足院の四季御朱印が完成しました

両足院の庭の四季を水彩で切り取った御朱印です。

2022年は、春は桃、夏は半夏生、秋はもみじ、冬は雪景色を描き、それぞれに季節を象徴する禅語を合わせました。四季の御朱印を順に並べると、両足院の庭の全景になります。


2022年 春

桃の花が咲く春


桃花笑春風(とうかしゅんぷうにえむ)
うららかな春風に揺られて咲く桃の花は、まるで微笑んでいるよう。無心にひらく、花の美しさを愛でる禅語です。


2022年 夏


半夏生が群生する夏



水上青々翠(すいじょうせいせいたるみどり)
水上に青々とした浮き草が浮かんでいるようす。浮き草は流れに任せて漂うが、どこにあっても青々とした美しさを呈している様を描いた禅語です。



2022年 秋


紅葉が色づく秋



紅葉舞秋風(こうようしゅうふうにまう)
紅葉した葉が秋風に舞いながら散っていくさまを表した禅語です。深紅に色づいた葉はやがて枯れ、風に舞って大地に還ります。時の移ろいに全てを委ね切っている姿を、自分の人生に投影して味わってみてください。



2022年 冬

雪の両足院も格別


閑遊雪月花(せつげっかにかんゆうす)
四季によって移り変わる自然のなかにのんびりと遊ぶ様子をあらわした禅語です。私たちは常にせわしなく何かをしていないと、手持ち無沙汰に感じたり落ち着かなかったりします。何もしない時間をただ味わってみてはいかがでしょうか。


両足院の四季と禅語が味わえる御朱印になっております。
両足院授与所、オンラインお授け所にて授与可能となっております。


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