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今こそ、まちの議員と話す絶好のチャンス【転載】

友人の深作君のFacebook投稿は、少なからずどなたかの役に立つと思い、転載させていただきます。

(以下、転載。多少編集入れています)

コロナに限らず生活でお困りごとがある方へ


今優先すべきは政府や行政の施策を批判したりすることではなく、本当に困っている人の声を拾い、手を差し伸べることだと思います。そんなときに皆さんのファーストコンタクトとして地元の区役所・市役所などがあると思いますが、問い合わせが殺到し、なかなか物事が進まないこともあると思います。

以下の人たちにアプローチしてみてください。


1.  地元選出の地方議員(市議・区議・県議)
2.  国政を目指す各党の支部長(現職を除く)

上記の人たちであれば、全てのお困りごとには答えられないかもしれませんが、まずは皆さんの声を聞き、何ができるか・何ができないかある程度は答えてくれるはずです。どのような地域に住まわれていても、上記に当てはまる人が複数いるはずです。問い合わせをして、もし、何もしてくれない・何も答えられない人がいれば次の選挙で投票しないと決めて、次の人に連絡をしてみてください。


1.  地元選出の地方議員


今回のコロナに対し、国だけではなく、地方行政が独自の支援策を用意している場合が多くあります。国の支援から漏れても地元の何かが助けになるかもしれません。


(A) 選出議員の探し方
Googleで比較的簡単に見つけることができます。
川崎市の場合は「川崎市・市議会議員・リスト」などと検索すると出てきます。
(B) お困りごとに合わせて問い合わせ先の議員を選ぶ
各議会の中には「委員会」が設置されています。川崎市を例に挙げると、
・総務委員会 (財政・経済労働・国際戦略等)
・文教委員会 (こども・教育)
・健康福祉委員会 (病院・消防・健康福祉)
などテーマごとに7つの委員会が立ち上げられ、所属議員を見ると、どの議員がどの分野を専門にしているのか分かります。
お子さんの教育について相談をしたければ文教委員会の議員に、健康相談であれば健康福祉委員会の議員になどと相談内容によって議員を選ぶといいと思います。
(C) 当選回数の少ない議員を狙う
こんな事を言われると怒る方もいるとは思いますが、もし地元の地方議員にアプローチするのであれば、戦略的に当選回数の少ない議員にアプローチするのがいいと思います。
一般的な話ですが、当選回数が低ければ低いほど、有権者との関係構築をしたいと考えているはずです。皆さんの声を今後長きにわたって代表するために、いろいろな方から相談を受けることを喜び、親身になってくれると思います。なってくれなかったら、次の選挙で投票しないと決めてください。
(D) SNSをやっている議員からアプローチ
問い合わせるにしても、電話というのは少しハードルが高いかもしれませんし、先方も電話口ですぐに回答できないことも多いと思います。
上記条件を満たす議員が見つかったら、SNSをやっているか確認し、ダイレクトメールを送るといいと思います。その際には「○○区在住です」と有権者であることはあえて書き、どのような事を聞きたいのかできるだけ細かく書くといいと思います。もちろん、電話番号がHPなどに載っている場合、電話をすることはOKですが、その場で回答ができない可能性があるということは少し多めに見てあげてください。

2.国政志望の各党の支部長


支部長ってなんだ?という方も多いと思いますが、簡単にいうとその選挙区から次の選挙に党の公認を得て出馬を予定している人です。朝の駅や大きな交差点にタスキをかけて挨拶している人は大体その類の人たちです。


(A)自分の選挙区はどこ?

ここのサイトで郵便番号を入れるだけで自分の選挙区が分かります。
(B)支部長の探し方
私の場合は「神奈川9区・支部長・政党名」で検索すると各政党の支部長が出てきます。ご自身の支持政党でなくても、地域の代表になろうとする人たちですので、基本的には話を聞いてくれるはずです。
(C)現職は後回しに
支部長に現在国会議員として活動している人も含まれます。もちろん、彼らも相談に乗ってくれるとは思いますが、現在国会会期中ですので、なかなか有権者の皆さんの一つ一つの声に答える時間がないかもしれません(何より今は国会での審議に集中していただき、早く休会していただきたい・・・)。他方、現職でない支部長は有権者との接点を増やそうと活動をしているので、親身になってくれるはずです。なってくれなければ次の選挙で投票しなくていいです。現職議員は多くの場合Wikiにまとめられているので、私の場合は「神奈川9区」のWikiを見て、「選出議員」の項目を見ると分かります。小選挙区だけでなく、比例で当選している議員がいる可能性もありますので、複数現職がいることも念頭に入れておいてください。
(D)SNSをやっている議員からアプローチ


なかなか知り合いや、隣人には相談できないことなどもあると思います。
そう言ったときに相談できる先として上記を覚えておいていただければ幸いです。仮に相談をしてみて、反応が悪い・何もしない人は次の選挙でしっかりと意思表示をすればいいと思います。何かわからないことがあれば、直接お問い合わせください。

※この記事作成のため、某市議会議員、某支部長にインタビュー協力をいただきました。ありがとうございます。

深作 光輝ヘスス (昭和60年生まれ)
成蹊大学 経済学部経済学科卒業
2009年より在外公館派遣員として在アメリカ合衆国日本国大使館(米国ワシントンDC)勤務。主に日本から来訪する議員、大臣、総理のロジ等を担当。2012年よりM3Career株式会社で医療コンサルタントとして勤務。過疎地域の医療充実のため経営コンサル・医師のキャリアコンサルに従事。2015年、外交・安全保障をテーマに公益財団法人 松下政経塾入塾。在塾中の2017年夏より1年間、米国議会フェローとして米国連邦議会、Tulsi Gabbard(民主党・ハワイ選出)下院議員の外交政策担当としてアジア・太平洋地域の政策立案を担当。2019年松下政経塾卒塾。同年5月より再度ワシントンDCに戻り、宇宙研究開発機構(JAXA)ワシントンDC駐在員事務所において議会担当コンサルタントとして、米国宇宙政策の研究・分析を担当するとともに、宇宙関連主要議員とJAXA間のネットワーキングを担当。10月より内閣府「東南アジア青年の船」事業に乗船。ASEAN諸国および日本青年に対し、「ソフトパワー・青年外交」をテーマに指導教官として講義、同年12月帰国。

早速、まちの議員に聞いてみよう

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本来、街の声を聞くのは行政ではなく議員なんです。議員がまちの声「代表」として行政に意見をいい、まちの予算を決めて行きます。どうも日本は行政ばかりがとりあげられがちですが、日々、まちのために奔走している熱い政治家がまちにいることに、我々も目を向けなければなりません。

コロナウィルスの情報を、行政よりも、記者よりも早くSNSやホームページにまとめてくれている長崎県議会議員赤木氏に「長崎vsコロナ」と題してオンラインセッションを開くことになりました。忙しい中時間を割いてくれる赤木君に感謝。深作君のメッセージを読んだから、という訳ではなく偶然のタイミングではあったんですが、まさに僕が赤木くんから話を聞きたい、その理由を、深作君がまとめてくれていたので、シェアさせていただきました。イベント詳細はこちらから。

地方*オンラインコミュニティが作るチャンス

これまでオフラインでのコミュニティで情報の循環が成り立っていた地方において、その断絶を求められる今、いかにオンラインでコミュニティを作っていけるかが、ポストコロナ期において肝だと考えています。ソトとの断絶した未来ではなく、ソトとの共有する世界を、地方がどこまで持てるのか。初めての試みですが、ぜひ温かく見守っていただければ幸いです。

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