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先日「膝が痛む原因は、膝関節にありません」という記事を書きました。そして、昨日は「自力整体のやり方」を書きました。いよいよ今日は、膝が痛い人向けの自力整体のやり方をお伝えしましょう。

まず最初に少しおさらいです。

膝が痛いという人が多いですが、そのほとんどの人は、膝に原因があるのではなく、太ももの前側の筋肉に疲労が溜まっていることが原因で、膝が痛いと勘違いしている、ということなんです。(→膝が痛む原因は、膝関節にありません

だから、太もも前側の筋肉疲労を取ることが大事なんです。その具体的方法をご紹介しましょう。映像もあります。5分程度ですのでサクッとご覧ください。文字を読むより分かり易いと思います。

自力整体とは、筋肉に対して垂直に押し込み、5秒静止することを先日書きました。(→自力整体のやり方

膝の内側で太ももに骨があるのを触って確認してください。それが大腿骨(だいたいこつ)と呼ばれる骨です。その骨に沿って、上へ、要するに股へ向かってその骨がどのようにあるのか触って確認してみましょう。

今回、膝の痛みを治すために、この大腿骨に沿って自力整体するわけです。

使うのは、手の甲にある骨です。左足を施術する場合、右腕を使います。右の手を握って拳を作ると関節が凹っと出っ張りますよね。指先から数えて、第一、第二、第三関節の言う名称です。だから第三関節を使います。人差し指、もしくは中指の第三関節が一番役に立ちます。

具体的な方法

  1. まず最初に、左膝の内側で凹んだところがあるので指先で確認しましょう。

  2. 痛みのある個所を探します。うまく見つけることができなければ、押し込む角度を変えてみてください。

  3. 場所が分かれば、その箇所に対して、右拳を押し付けますが、右足で右ひじを支えながら、拳に力を加えると、しっかり力が伝わります。

  4. 拳の第三関節が凹みに入りましたら、少し痛い程度まで押し込みます。

  5. ある程度押し込んだらそのまま5秒静止します。

  6. ゆっくり離します。

  7. 大腿骨に沿って指一本分、上へずらし、同じように5秒間押し込みます。

  8. ゆっくり離して、また指一本分上へずらし・・・この繰り返しです。

  9. 行けるとこまで股の近くまで上がっていきましょう。

  10. 強烈な痛みのある所は、2~3回繰り返すと効果的です。また、10~15秒程度、押し込んでいても効果は高いです。

くれぐれもお間違いのないようにしていただきいたいのは、キュッキュッとテンポよく押しながらずらしていくのではありません。一カ所ずつ、ゆっくり時間をかけながら行ってください。また、マッサージするような摩るものでありません。あくまでも押し込む、ツボ押しのようなものとお考え下さい。

映像でも説明しながら実践しています。5分程度ですので、どうぞご覧ください。ランナー向けと言っていますが、一般の人もまったく同じです。


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