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1/26 Science記事メモ by Ryosei

Extra 10 minutes of daily activity could save 110,000 U.S. lives annually 毎日10分余分に活動することで、米国では年間11万人の命を救うことができる

今回の研究では、2003年から2006年にかけて、政府の健康・栄養調査に参加した4,800人以上の中高年者のデータを調査。参加者は7日間、モニターを装着して活動量を記録しました。その後、全国の死亡データを調べ、2015年末までに死亡した人の数を調査した結果です

10分追加で運動を行うと、期間中の死亡リスクが7%低下し、20分追加すると13%低下し、30分追加すると17%低下することが分かったようです。

Chronic marijuana use negatively impacts male reproductive health, may decrease testicular function 大麻の慢性的な使用は男性の生殖機能に悪影響を与え、精巣機能を低下させる可能性がある

「採取したサンプルを分析した結果、THCの使用は、テストステロンの減少や精巣の著しい縮小など、動物の生殖ホルモンに重大な悪影響を及ぼすこと」が分かったそうです。今回は食用のTHCにおける動物実験で、かつ毎日連続して摂取し続けた結果ですが「食用大麻の使用は中程度の量であっても不妊治療に大きな影響を及ぼす可能性があります」とJason C. Hedges博士も警鐘を鳴らしているので、頻繁に使用しない人でも注意が必要かもしれません(合法な国での話になりますが)。

How the brain knows when to take out the trash 脳は(脳内の)ゴミ出しのタイミングをどのように知るのか?

脳内には、細胞の活動に伴って生じるゴミを掃除する高度な「ハウスキーピングサービス」のような仕組みがありますが、そのタイミングの調節にATG-9というタンパク質が関わっているという研究。

Active Ingredient in Cannabis Protects Aging Brain Cells  大麻の有効成分が老化した脳細胞を保護することを発見

グルタチオンと呼ばれる抗酸化物質が徐々に失われることによって引き起こされオキシトーシス(もしくはフェロトーシス)と呼ばれるプロセスがあります。大麻の有効成分の一つであるカンナビノール(CBN)が神経細胞内のミトコンドリアを保護することによって、オキシトーシスによる細胞死から細胞を保護している。また、CBNはTHCに似た成分であるが幻覚作用がないためFDAの規制も緩い。

【龍成メモ】
聴覚や脳科学で普段読む記事や論文であれば専門用語も慣れてますが、幅広く気になった記事をメモにしてるので、正直、なんじゃりゃ?という単語も多く、都度調べています。もし解釈に間違いがあれば、是非是非ご指摘ください。

今日はMarjonhornさんの写真です。


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