若い男女間の考えの溝を理解する(The Economist)
Making sense of the gulf between young men and women というThe Economistの記事から。
商業的にはZ世代のように一括りで語られることが多い若い世代ですが、実際には全く異なる意識を持っているという内容です。
特にフェミニズムにおいては65歳以上の男性よりも、30歳以下の男性の方が反フェミニズムの傾向があり、「女性や女児の権利向上は、男性や男児の機会を脅かす行き過ぎたものである」と捉える傾向が強くなっています。
これは学業において女性の方が成功していることも一因です。
この記事には書いていない内容ですが、そもそも女性の方が発育が早いため、学業において女児(女性)が男児(男性)をリードしたまま大学進学の時期を迎えてしまうため、男女が逆の意味でフェアに競争できていないのではないかということが、欧米では以前から議論されています。
記事によると、EUでは若い女性の46%が学位を取得している一方で、若い男性のそれは35%に過ぎません。この差は2002年と比べて倍増しています。
その結果、若い女性は政治的にリベラルな思想を持つ傾向にある一方で、若い男性は保守的で反フェミニズムな思想を持つ人が多くなっています。
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