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日々実践

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日々実践系のnoteをここにまとめます。
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記事一覧

「そうなったら引き時だ」UEFA会長チェフェリンの父の言葉

UEFA会長で元弁護士のアレクサンデル・チェフェリンが、弁護士時代に同じく弁護士でメンターでもある父に、 「いつになれば案件を客観視できるのか?」 と聞いたそうです。すると、父は答えます。 「そうなったら引き時だ」 【龍成メモ】欧州サッカー連盟(UEFA)主導のチャンピオンズリーグから抜けて、独自リーグ(Super League)創設を目論むレアルマドリード会長のフロレンティーノ・ペレスやユヴェントス前会長のアニェッリと、それを阻止したいUEFA会長チェフェリンとの政

「成功」とは自分がやりたいことを極めること、「幸せ」とは…

会社を辞め、カレー屋開き「15年」続けられた理由という記事が東洋経済オンラインに出ています。ちなみに、このカレー屋とは新宿にある「草枕」です。ご存の方も多いと思います。 そして、この記事に関して失敗小僧さんというYoutuberが動画を上げています。その動画内容を今日はご紹介します。 ※好き嫌いが分かれる方なので、私のnoteを読んだ後に動画を観た方がいいかもしれません 「成功」とは自分がやりたいことを極めることである失敗小僧さんの持論でもありますが、『「成功」とは自分が

凡庸なスキルも掛け算すれば「卓越したスキル」になる by DilbertのScott Adams

ビジネスマンガで有名な「ディルバート」を描いているスコット・アダムスが、俺の生存戦略という本で面白い事を言ってたので紹介します。 端的に言うと「何かで成功したければ、2つの能力を使え」という内容です。 何か特別手に入れたいものがあるのであれば2つの方法がある(〇〇になりたいとか)① その特別な何かで一番になること ② 2つ以上の分野でとてもよい結果を出すこと(それぞれの分野で上位25%以内) 1つ目は超絶ヴァイオリンが上手いとか、NBA選手レベルでバスケができるとか、そ

アイデアマシンになるための究極の方法 by James Altucher

多芸多才なJames AltucherのブログからTHE ULTIMATE GUIDE FOR BECOMING AN IDEA MACHINE というJames Altucherのブログから。 James Altucherはヘッジファンドマネージャー、作家、ポッドキャスター、起業家など、いくつもの顔を持っています。20以上の会社を創業もしくは共同創業、本も20冊出版していて、FT、WSJ、そしてTechCrunchにも寄稿しています。 そんな彼が、アイデアを生み出し続け

「限りある時間の使い方」の感想文 その1

寸陰、惜しむ人無し。これ、良く知れるか、愚かなるか。限りある時間の使い方という本の第3章は「時間があるという前提を疑う」です。哲学者ハイデガー(1889年~1976年)の話や、たまたま銃撃事件を免れた作家の話が登場します。 でも、読めば読むほど脳裏に吉田兼好(1283年頃~1352年頃)がよぎりまくるので、徒然草の該当箇所を載せておきます。 徒然草を読んでいると何度となく「命は儚(はかな)い」「人生は短い」という話が出てきます。毎朝思い返したいレベルの話です。 優先度「

本当の敵は自分の内側にいる~「限りある時間の使い方」の感想文 その2

今日は「限りある時間の使い方」という本の第6章「本当の敵は自分の内側にいる」を紹介します。 スティーブ・ヤングというアメリカ人僧侶の話が中心になっています。 中学時代から日本文化に興味を持ち始めたアメリカ人、スティーブ・ヤング「スティーブ・ヤング」の名前で検索したら、詳しく紹介されているサイトがあったので、そのサイトの内容をもとにスティーブ・ヤングの話をします。 ロサンゼルスで育ったユダヤ人のスティーブ・ヤングは、14歳にサムライ映画を観たことがきっかけで日本の文化と言

マトリックスと荘子、そして吉田兼好

青い薬を飲めば… 物語はそこで終わりだ。「青い薬を飲めば… 物語はそこで終わりだ。自分のベッドの上で目覚めて、そこからは自分が信じたいものを信じればいい。赤い薬を飲めば… 不思議の国にとどまることができる。このウサギの穴がどこまで深いのか見せてやろう」 映画マトリックスでモーフィアスはこのように説明します。 マトリックスの世界ではコンピュータが世界を支配していて、人間はコンピュータの動力源として培養されています。 「青い薬を飲めば… 物語はそこで終わりだ」というのは、(

簡易戦略メモ~ピーター・ティール Zero to One

久々に戦略本(Super簡易版)を読み始めた理由前職時代は戦略担当だったこともあり、当時は戦略本を読みまくりましたが、今は主に論文しか読みません(あとは古典)。 しかし、最近とあるミーティングで見た戦略図が頭に残りすぎて、そしてその図が後の思考に役に立ったので、本当に超久々に戦略関係の本を読んでみたくなりました。※ミーティング中は「戦略図を使って社外に説明する人なんているんだ…」ぐらいのノリで見ていたのですが… Super簡易版の戦略本を手にした理由とは言え、論文を読む時

出口が見えないトンネルを走り続ける人へ

「セレンディピティは単なる偶然ではない」ということを主張する動画の紹介失敗小僧さんの『セレンディピティの「魔法」で道をひらく3秘訣の記事について語る』という動画がとてもよかったので内容を抜粋して紹介します。 端的に言うと、「セレンディピティとは単なる偶然ではない」というのが彼の主張です。 以前のnoteでも書きましたが、小僧さんの動画はとても癖があるので、小僧さんの動画に興味がある方も、私のnoteを読んでから動画を観たほうがいいかもしれません。先に動画を観て「うわ、嫌だ

ピーター・ティール Zero to Oneの要約

簡易戦略メモ~ピーター・ティール Zero to One というnoteを書いた時に、「引用した本の内容、本当なのかな?」と疑問に思ってしまい、Zero to Oneを要約している英語サイトを見つけ、それをまとまてしまったので、ついでに共有します。というのが、以下の内容です。 第1章 未来への挑戦ゼロをイチにするということは、無から有を生み出すということである。それは、1から10へ、あるいは1から100へよりも大きな飛躍である 進歩には2つの方向がある。現状の改良に近い水