「セレンディピティは単なる偶然ではない」ということを主張する動画の紹介
失敗小僧さんの『セレンディピティの「魔法」で道をひらく3秘訣の記事について語る』という動画がとてもよかったので内容を抜粋して紹介します。
端的に言うと、「セレンディピティとは単なる偶然ではない」というのが彼の主張です。
以前のnoteでも書きましたが、小僧さんの動画はとても癖があるので、小僧さんの動画に興味がある方も、私のnoteを読んでから動画を観たほうがいいかもしれません。先に動画を観て「うわ、嫌だ」とか思われても、もったいないので。
そもそも「セレンディピティ」とはなにか?
セレンディピティの一般的な意味は、上記のように「偶然」の要素が非常に強い言葉です。この定義だと「持ってるもん勝ち」になってしまい、あまり面白くはありません。
小僧さんの定義は全く真逆です。もちろん、ある種共通する要素はあります。
「幸せ」とは他人に感謝されることをずっとしていること
今日の話の前提として、失敗小僧さんの「幸せ」と「成功」の定義を知っておくと理解が進むかもしれません。興味がある方は、私がnoteにしているので、是非ご覧ください。
他人を幸せにする(自分の)能力に気づくのは大変
感謝されている、自分のある能力が役に立っているというのは意外とが気がつくのが難しい。いわんや、相手が自分に何を要求しているのか(その要求に応えたから感謝されている)気づくのも簡単なようで実は難しいという話です。
そしてこれが「セレンディピティ」という一見偶然性に見えるものに潜む必然性であると彼は指摘しています。
自分が気がついてない感謝の積み上げが一気に現実化した時に、突然気づく自分がすべきこと
私が言葉を足すまでもないですが、偶然、ラッキーと思ってるのは、実は自分が積み上げているその変化に気がついていないからという話です。
偶然の出会い、予想外の発見に出会うためにはサイコロを何度も振る必要がある
動画内では明確には言ってませんが、異なる分野のことを色々と試すというサイコロの振り方もあれば、同じ分野のことに対して違うアプローチを試してみるという話もあると思います。
色々な可能性を試すには、お金と時間が必要
私も脳科学という、自分が一生をかけて取り組みたい分野で事業を作っていかないといけないので、まさにこの問題に直面しています。
生き残るために「日銭稼ぎ」に走るとお金は得られますが、色々なことを試す時間がなくなります。逆に時間をかけて色々なことを試していると日銭が稼げず、お金がどんどんなくなっていきます。まさにジレンマです。
当たりが出なくてもサイコロを振り続ける気力はあるか?
「やっぱりダメかもしれない…」と思おうが「いや、やっぱり行ける」と思おうが、時間は等しく過ぎていきます。
であれば、「ダメかも…」と思ってる暇(=不安になって何もしないでいる時間)があったら、バカになってやり続けて突き進んだ方が得です。
物事というのは上ったり下がったり、ジグザグによくなっていく
【龍成メモ】
今日紹介したのはこの動画です。小僧先生、たまに本当にたまにこういう神回があります。また何かいいのがあればご紹介します。とにかく大作なので、ちゃんと観るのが大変ですが。。。
#失敗小僧 #セレンディピティ #東洋経済 #偶然の産物
StockSnapによるPixabayからの画像