読書感想文　『海賊とよばれた男』

海賊とよばれた男　読了。

第10回本屋大賞受賞作

出光興産の出光佐三という人が主人公のモデルの話

実在した人物がいる話は、実際に起こったことと起こっていないことを判別する事は難しく、ましてや自分が知らない時代だし知識の無いの話はなおさら

そういう時は、出来事は本当にあったことで、人物の言動はフィクションかな、って感じで読んでみる

そうして読んでみた「海賊とよばれた男」は、どこがどう事実でも作り話でも面白く読める小説だった

それは出光佐三という人が国岡鐡造として、話の中に完全に溶け込めるだけのモデルだったからだと思う

最初から最後まで主人公の国岡鐡造がどんな時でも人を信頼し続けていた

自分が誰をどれだけ信頼しているかは、後になった成果として自分に返ってくるんだろうな、と思った本だった

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