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学習とは、ストレッチゾーンに入ることを意味すると言っても過言ではない


一旦、大切なことなので思いついたままに書き殴ります。

1. ストレッチゾーンって知っていますか?


出典はあとで紐づけます(※追記)が、人間が最も成長し、伸びていくには、ストレッチゾーンでの体験、経験、チャレンジがとても大切です。

(※追記)たくさんの研究者や著名な人が、これらについて言及してますが、わかりやすいのは、下記のスライドシェアでしょうか。

The Learning Zone Model by Kenneth Chan,
https://www.slideshare.net/chanbingruikenneth/the-learning-zone-model

2014年のこれらの整理を経て、2016年には「ストレッチゾーン」という言葉が出てきているように思えます。

slideshareより


これは、個人そのものだけでなく、実は組織も同じです。


2. 自分の状態や力量を見定められるとこが大事!


学習をする際に、自分(自分達の組織)の力量をちゃんと見計らっていないケースが非常に多いんですね。

今、自分達はどこにいるのか、何が出来て何が出来ないのかを自覚することがとても大切です。

自分を過信すると、自分ができるよりもレベルの高い要求やチャレンジをしがち、逆に自分を過小評価すると、自分たちがいつもやっているところまでのレベルの要求やチャレンジをしがち。

これをそれぞれ、パニックゾーン(自分らしさが一切出せずにパニックになってしまう)、コンフォートゾーン(快適すぎて全く学びにならない)、と呼びます。

学習に際していかに自分達の力量を正しく把握するのかがとても大切であり、頑張ればチャレンジできるし、今までの自分の価値を活用して少し違った自分(組織)になれるストレッチゾーンの課題設定がとても大事です。

どうやって力量を見定めるのか?については興味があれば別の機会に!

3. 設定するチャレンジのバーをどこに設定するのか?


今日、ここで一番言いたいことは、このチャレンジのバーを勝手に低く見積もる過保護状態、についてなんです。

過去に、パニックになってしまった、カッコ悪い自分を晒してしまった、大きく傷ついたことがある状態ですと、コンフォートゾーンにとどまりがちです。これは、傷つかないためには良い方法なんですが、成長という観点では改善の余地が大きい状態です。

また、組織ですと、過保護な親のような状態で、ウチの社員なんて全然出来ませんから、とか逆にパニックな社員が出てしまうことを恐れすぎるあまりに、適切なストレッチゾーンの課題設定が出来ず、難易度をガンガン引き下げてしまう状態です。

これは、もう少し難しい状態でして、「良かれと思ってやっている」という愛情がある分、このマインドセットを一旦、変えられないと、担当者がボトルネックになり組織が成長していきません。

人事、人材育成、教育企画、をやっている中級者の人材にまぁ、多いです。

4. ストレッチゾーンの設定をして成長していきましょう!


これらは、「傾向」ですので、難易度を何度も細かく調整することそのものはとても健全な対応の姿勢です。

みなさんは、みなさんの組織は、日々、ストレッチゾーンに身を置き、適度なチャレンジで昨日よりも今日が成長できていますか?

ということでまた!

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