FB付きのGD選考会に参加して

みなさまごきげんよう。ryoryoです。

気がつけば八月も下旬。レポートと国際学会に追われ、すっかり就活から離れていました。周りがインターンに行き始めているなか、私は一つも行けておりません(泣)

さて、焦りに焦った私は、志望業界の一つでもある人材会社のFB付きGD選考会に参加して来ました。たぶん、落ちてしまった。けれどもそこでいただいたFBが非常に有意義なものだったので、言語化していこうと思います。

1.対GDに関する戦績

さてさて、オンライン就活で得た知識を生かして各社にエントリーしてみたのですね。そうするとなんと、、、、

10社中4社はES選考通過!!!

これを読んでいる人に伝えたいことその一は、ガイアックスさんのオンライン就活には絶対に参加すべきってこと。オンライン就活で学ばなければおそらく通過できたのは0でしょう(笑)オンライン就活、気になる人は是非僕のブログを見てみてね。

落ちた六社については、SPIなどのテストがありました。大学入試経験しているから余裕だろと思っていたら、案の定落ちました(笑)SPIに関しては、別途対策が必要。僕は算数が苦手なので、一から勉強し直す必要がある。誰か、いい参考書あったら教えてください。

さてさて、ES通過で気分上々の僕でしたが、未だにインターンは一つも決まっておりません。学会に参加していたから?レポートに徹していたから?違います。落ちた四社のなかには共通点がありました。。。

それはGD(グループディスカッション)

選考にこれが入ってると必ずといっていいほど落ちるんだよね(笑)。ゼミの仲間からは、全然落ちそうにないのに、、、、とか言われているんですが、実はGDで全滅しているのです。もはやGDという単語に怯えすぎて、ある一時期、就活やめてました。

そんななか、ふっと見つけたのがFB付きのGD選考会。

これはエントリーシートなしでいきなり受けられるもの。自分の欠点を見つけられずにいた私は即断即決でこの選考会に参加しました。しかも、志望業界の人材ですからね。まさに一石二鳥。

2.それまで私はどのようにGDへ望んできたのか

さて、選考会で受けたFBを述べる前に、4社のGDがどのような状況で、どのような心持ちで受けいたのかについて簡単におさらいしましょう。

一社目→三次選考においてGDを課せられる。この選考にパスしたら、最終選考の個人面接を受けることになる。気持ちはもはや就活者’s high。順調な出だしで、行けると思っていたが周りのレベルも高かったため、GDで何かをしゃべろうとしてもしゃべれず、不完全燃焼で終える。不合格。

二社目→一社目の反省点として、主導権を握れなかったこと(人をリードできることが強みなのに受け身になってしまった)、周りの意見に臆して自分の意見を言えなかったことを挙げ、司会を引き受け、自分の言いたいことは言うスタンスで望む。結果、感触としては成功したように思えた。しかし、なぜか不合格。(協調性ないんじゃね?とか思った人、ちょっと待ってて♡)

三社目→二社目の反省点として、主導権は握れたが柔軟性を持ち合わせた主導権の握り方ではなかったこと、周りの意見をしっかり聞いたうえで発言できていなかったことを挙げた。したがって、役割によって主導権を得るのではなく発言によって主導権を得る、加えて周りの意見を加味する(Yes and理論などを使って)スタンスで望んだ。議論の満足度は自分のなかではあるものの、またもや不合格。

四社目→いままでの反省点を統合し、新たなスタンスを構築して望もうとするもGDが怖くなり避けるようになる。そんなメンタル状態で受かるはずもなく、不合格。

自分なりにではあるが、反省すべき点を出し切って望んできた。しかし、結果は毎回三文字。就活が(というよりGDが)怖くなっていた。

3.今回受けたFB

さてさて。本題です。

まさに今日、FB付きのGD選考会に参加しました。今回は流れに身を流せるスタンスで望みました。書紀を引き受け、自分の言いたいことを言う。終わったあとの気持ちとしては、実りある議論ができたなという感触でした。(そもそもこのスタンスが違うかもしれないけど)

FBはteamのいい点と悪い点、個人のいい点と悪い点を伝えてもらう形であった。

 a)私の属したteamのいい点

 ・全員が論理展開を意識できていた点。

 ・求められたものとプラスアルファの回答を作れていた点。

 b)私の属したteamの悪い点

 ・企業の抱えている課題を第三者的な立場からしか見れていなかった点(お題は提案するものであって、私たちのteamは当事者になりきれていなかった)

 ・ゴールのイメージ共有がなされていなかった点(なにをどのくらい話し合って、どのような成果物を出すのかが話し合われず、議論が展開されていた)

a)はそのときの参加メンバーによって変わるものなので、特に気にする必要はないと考える。熟考すべき点はb)に列挙されたポイントたちだ。第三者の立場でしか話し合いができていなかったというのは、指摘されて初めて気づいた。どうしても、私は客観視してしまう癖がある。その問題を解決するにはどうすればいいかを、当事者としての意識は確かに足りなかったかもしれない。加えて、ゴールのイメージ共有がされていなかったのは問題であった。これは私の性格からすると難しいかもしれない。私はふっと思いついて話を深めていく、居酒屋のおっちゃんタイプなので不向きだろうから今後は話を流れはチームメイトに決めてもらうことにしたいと思う(いいのかそれで)。

 c)私個人のいい点

 ・自分の考えをしっかり伝えることができる。

 ・お題に対して感覚的に答えを持っていて、その感覚に論理を当てはめることで説得力のある答えを生み出すことができている。

→この二点に関しては、普段意識していることをしっかり評価された印象。ただ、他の人はteamのなかの役割としてみた個人のFBをもらっていたのに対して、私は私個人のFBをもらった印象(これが今回落ちたと考える理由=私はワンマン野郎だと思われているだろう)。例えば、京大大学院の学生にd対するフィードバックは、ゴールにたどり着くまでの道しるべを整えたなど、teamプレイを見てもらっていた。ここで、私の受けたFBを見るとその違いに気づくだろう。GDがあくまでもteamの協調性を重視するものであったのなら、私も不合格だろうなと思う。スタンドプレーをしてしまっていることはコメントからわかった(自分にその気は毛頭ないのだが、コトバが端的であるため、そういう印象を抱かせてしまうのかもしれない)

 d)私個人の悪い点

 ・人から出てきた意見の背景を考えて発言すると良い(この人はどうしてこの発言をしているのかを考える→人と人の考えのズレを発見することができる)

 ・我が強いと思われる(コトバが端的であるため)。

→「我が強いと思われるかもね。」この一言は衝撃的だった。確かに昔から、我は強い方ではあった。それを自覚し、ひた隠しにするために相手の意見を褒めるなど積極的にやったつもりだった。しかし、隠せてなかったのだ。この問題を改善するに当たって受けたフィードバックが、「枕詞を増やす」であった。確かに、うなずきという身体表現にばかりフォーカスしていたような気がする。枕詞を増やす練習をしていこうと思う。

4.他の人のFBで印象的だったもの

他の人のFBでいい点と悪い点を以下に列挙する。

 a)いい点

 ・展開されている論理を構造的に捉えることができている

 ・議論のたたき台を提供し、話しやすい環境を提供している

 ・他のひとには無い視点を提供して議論を盛り上げている

→どれもteamのなかで見たときの評価であったので、私はこの時点でがっくりきた(笑)。結構、ISに参加したい会社でもあったからだ。ちなみにまだ結果は出ていない。しかし、このFBからもわかるように絶対評価をされてしまっていては、、、と考えてしまう。このよかった点は私が今後GDで盗める技たちだと思う。とくに、たたき台を作ることは重要だと考える。議論の雰囲気決めるからね!!

 b)悪い点

 ・アイデアマンが多い場合は論理構造化を気にする役に徹した方がいい

 ・相手から意見を引き出すための策がない

→代表的なのはこれ。悪い点はコトバがよくない。FB的にはさらによくするためには、という感覚で言われていた印象。相手の考えを引き出すという点は私個人のFBである考えのズレを見つけ出すうえで大切なので、しっかり勉強していきたい。

4.今後私が身につけるべきちから

①語彙力

→端的にあらわしていく練習をいっぱいしたがために、協調性がないととらわれてしまうようである。実際に社会に出たら使える力だとは思うが、一発勝負の選考には不向きかも?語彙力はあって困らないし、置き換えができることで説明はわかりやすいものになる。本をたくさんよんでいくこととする。

②理論構造把握力

→どのように論が展開されているかを把握しない限り、いい話し合いはできない。どこで議論が迷子になっているのかをしっかり指摘できる力をみにつけることで、自分よがりな発言で主導権をたぐり寄せるようなパワープレイはなくなるだろう。

③質問力

→これたぶん一番大事!!相手の考えを引き出すには相手に寄り添い、聴くことが一番。おすすめあったら教えてください笑

5.ちょっと考えたこと

GD選考でうまくいかないことが多かったので、こんな思考もするようになってしまった。

「協調性ってなに??」

協調性は必要。そんなことはわかっている。でも、なんかいままでの選考で求められてきた協調性って、同質性と混同しているような気がしてしまう。私は自信も持って言える。話し合いの輪は乱していない。話し合いの輪を乱さないだけが協調性ではないが、ワンマンにならないために必ず自分の意見を述べたあとには他者に意見を求め、自分の意見をブラッシュアップする。もしくは、相手の論が正しいと思えば、自分はその論をベースに話し合いを進めていく。企業が求めている協調性ってなんなんだろう?いままでの落とされてきた経験から、私は協調性の定義から再考しなければいけないのかもしれない。


とりあえず、今日の選考会はたとえ落ちていたとしても収穫のあるものだった。この収穫をもとに自分にどうやって利益をもたらすか。今後の動き方次第で収益は変わってくるのだろう。

また、学びがあったら更新します!!