上手くなりたかったら専念する?

皆さんこんにちは
Ryoです。

このブログはハンドボール界隈の方が多く見てくださっていると思うのでハンドボールで例えます。

皆さんに質問です。
あなたがハンドボールを上達したい、日本リーグのチームに入りたい、代表になりたいと思ったら、
なるべく早く(小学校辺り)ハンドボールに専念すべきだと思いますか?
それとも特定の競技に専念するのは中高生になってからでいいと思いますか?

これは人によって答えが別れると思います。

まず、なるべく早く専念すべきだと思う人。
メリットは、
・競技に詳しくなれる(ルール等)。
・技術を身に付け磨くことが出来る。
大きくこの2つがあると思います。

対して中高生くらいまで特に専念する必要がないという人。
メリットは、
・競技を客観的に見る時間が多い。
・他競技から体の使い方を転用できる。
この2つでしょうか。

どちらも一概に悪いとは言えないですし、
どちらとも納得出来る理由があると僕は思います。

しかし、今回は僕が子供は色々なスポーツを経験した方がいいと思うことについて書きます。

まず僕のスポーツ経験を紹介します。
幼稚園~小学校:水泳
小学校:体操、ミニバス、卓球、野球
中学:卓球、長距離
高校:ハンドボール

個人種目からチームスポーツまで案外幅広くやってきたかなと思っています。

この他に体育の授業では、
バドミントン、バレーボール、ティーボール、陸上、柔道等を行いました。

僕にとっての今のところの
運動の集大成は高校のハンドボールでした。
ハンドボール部時代は怪我をしたこともあって、
他競技の故障者のリハビリメニューなどを参考にトレーニングをしたりしていました。

種目はバラバラですが、
やっていると案外競技によって共通点があったりするものです。

例えは、
バドミントンのスマッシュと、
バレーボールのアタック、
そしてハンドボールのジャンプシュート
これらは全て案外似たような動作です。

他にも、
バレーボールの飛び込んでのレシーブと
野球のダイビングキャッチ
ハンドボールとサッカーのオフ・ザ・ボールの動き
など、特に球技においては似たような動作が案外多いと僕は思います。

バレーボールとダイビングキャッチに関しては、
現北海道日本ハムファイターズ栗山英樹監督が、
過去に著書で中学時代バレーボール部でリベロの経験をしたことが、
高校、大学、プロでのダイビングキャッチに繋がったと述べています。

他にもハンドボール宮崎大輔選手(日本体育大学)の両足ジャンプなども、
バレーボールから着想を得たというのも有名だと思います。

色々なスポーツを経験することは、
それぞれにおける、チームメイトや敵との関わり方を知れると思います。

早くから特定の種目に専念すれば、
その種目においてはえげつなく知恵をつけ、
スキルも身に付けていくと思います。

しかし、周りからの刺激を沢山受ける
小中高校時代にずっと同じスポーツを特定の指導者から指導されると、
凝り固まった視点でのプレーになってしまう可能性があると思います。

他の競技からの着想を得てプレーすることで、
それまでよりもさらに楽しくなったり、
面白くなってくることは間違いなくあるはずです。

だから僕は声を大にしていいたい。
小さな子供には沢山のスポーツや体を動かす運動を経験させて欲しい!!

もちろん運動だけではなく、
学習も大事ですが、
スポーツから学べる生涯学習はあるはずです。

外で遊ばないと言われる時代になり、
今回のコロナの影響で外遊びがどうなるかも分かりません。

でも、健康な身体作り、良好な人間関係の構築には、
スポーツは間違いなく役立つと僕は信じています。

これからの未来を担う子供達のことを考えるのであれば、
幼稚園から塾に通わせるなどの、
学歴重視偏差値中心教育ではなく、
健康的社会的教育になるべきだと思います。

その中核を担えるのは、
子供の頃に様々なスポーツをし、
身体作りや、人間関係の構築などを学ぶことではないでしょうか。

閲覧ありがとうございました。
Ryo

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?