94.自転車旅日記：石山寺に行く
こんばんは。
先ほど、暗闇の中、小学校の頃に歌ったもみじを口笛で吹きながら散歩していたら、ｺﾞﾂめのおじさんに睨まれました。
今日は、滋賀県でもっとも有名と言っても過言ではないかもしれない、石山寺に行ってきました。
恥ずかしながら、これまで一度も訪れたことはなく、マイチャリンコでかっ飛ばして行ってきました。
石山寺は、浄土真宗のお寺。特に、平安時代に紫式部が源氏物語を記した場所として有名。
以下、写真日記。
びゅいーーーーんと家から1時間15分くらいチャリ漕ぎをして、瀬田川に到着。この瀬田川は、琵琶湖から流れ出る唯一の川で、京都では宇治川、大阪では淀川に名前が変わり、最後は大阪湾に流れ出る。
そして、この瀬田川から流れ出た琵琶湖の水が、京都大阪の人たちの生活用水となっている。
つまり、瀬田川をせき止めてしまえば、京都大阪の人たちは雨ごいするしかなくなるのだ。けけけ。
僕は、大学時代は大阪にいたので、滋賀いじりをされると、このどどど定番の返しで対抗していた。
関西だとどこにいっても滋賀県出身ってバカにされるので、（全国でもか）
「おまんらの水はどこから来てるんか知ってんのか？琵琶湖からじゃ！止めるぞ、タコ！」
と言って反抗するというのが定番のやり取りになっていた。
まあ、それくらいしか他府県に誇れるところないと思ってたからこの返ししかできんかったけど、今はほんのちょっとだけ他の良さをアピールできる気がする。
とりあえず、京都大阪人はあんまり滋賀を見くびらん方がいい。
やられるで。
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石山寺到着。
駐輪場が無かったので、その辺の木にお世話になる。
こんな感じ。由緒正しいオーラをぷんぷん感じる。
この提灯カッコいい。やたら提灯が掲げられていた。
これ紅葉シーズンは息をのむ綺麗さやろうなと考えながら、参道をありく。
無料休憩所がオシャレすぎて、ぐう。
ゆかりおにぎりさんこんにちは。おいしゅうございました。
これ、めちゃくちゃいとをかし。
おにぎり食べながら風情楽しんでたら、向こうの方でプロジェクションマッピング風に、波紋の影が木に映っているのが見えて、気になって近寄ってみた。
なんか水滴が水に落ちた時の波紋の光が反射して、木に映ってんのかなとか思ってたら、犯人はアメンボやった。うひょ。
アメンボが移動する際に、波紋がファーンと広がっていたのが反射していたみたい。をかしをかし。
拝観料600円を支払って、入場。ちょい高ないか。
人は平日やけど、そこそこ来てた。おじさまおばさもを中心に。
石山という地名の由来となった石。
石が山のように出てくるから石山らしい。あっちょんぶりけやった。ほんまに石一杯やん。
本堂への階段。
このお札なのかなんなのかよくわからないシールが建物の至るところにはられていた。お布施の証明的な？
このお札？もそうやけど、全体として、風流やけど、どこか俗っぽさがにじみ出てる感じがする。浄土真宗のお寺やからか？
ちょうちんあんこー。
紫式部。見た時、びくっっってなった。普通に怖いわ。
今も写真見て、ちょっと怖いわ。
腰かけ石。安産なるらしい。男の効用はないんか？痔が治るとか。
多宝塔。建築が素晴らしいらしい。たしかにきれいなシンメトリー。
お寺のなかの草木。ヤマモミジが大量にあったから、紅葉したらでら綺麗だで。苔もよろしいなあ。
月見亭。ここから月を眺めていたらしい。風流ハンパない。おしゃの極み。
月見亭の間には玉座と書かれた板が置かれていた。写真全然見えへん。下手か。
この玉座には当時の帝が座っていて、月見を楽しんでいたんやろうな。どないおしゃやねん。
東レ株式会社の物故者慰霊塔。物故者とはだれ？寺の中にこんな立派な慰霊塔建てるって、けっこう貢いだんかなと、不埒な想像をした。
これ、スキ。並木道とか森の中歩いてると、この瞬間によく出会う。
葉っぱが宙に浮いているシーン。
おもろい座り方のお地蔵さん。
この橋も石でできている。さすが石山寺。石を素材にしたものが多かった印象。
この橋組みした人センスあるなあ。
池には鯉がいた。
石山寺拝観終了して、外の休憩所で揚げみたらし団子を食べた。
注文してから、揚げてくれる。
1本150円。醤油味。
きな粉とあんこもあった。
べらぼうに美味しかった。これはやみつきになる。今日のハイライト、あげみたらし団子。
秋晴れが爽やかな良き日でした。ちゃんちゃん。
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