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記録写真集を作って4冊目になった

こんにちは、りょんりょんです。GWです。
みなさんはGWどちらに行かれるでしょうか。私は久々に実家の香川に帰って親孝行とうどんをすすりに行こうと思います。奇跡的な地殻変動が起きて四国が静岡沿岸に移動してきてくれねえかなあという夢(?)がありますので地球はもうちょっと頑張ってください。

さて、私は毎年必ず"0.5"という写真集を作ります。この写真集は、毎年春から始まり、夏、秋、冬と1年間撮り残し続けた全ての写真から選んで編集しています。いわゆる記録写真集です。
2年前に2冊作ったので(モノクロとカラーで1冊ずつ)スタートからズレてはいるんですけど、今回で3年目の4冊目となりました。今日はこちらのお話をします。

"0.5"

"0.5"とは「写真表現の底知れなさ」「いつまでも自己が途上であるという自戒」という意味を込めて付けました。
「「写真表現の底知れなさ」だったら"∞"では?」という声が聞こえてきそうですが、底知れない側ではなく底が見えない側の立場から付けてます。"∞"にしたら私は最強みたいになっちゃいますしね。ウタにはなれません。

-incubation period-

"0.5"はその1年間を総じたサブタイトルを付けています。
"incubation period"とは「潜伏期間」という意味で、この写真集における意味としては「停滞」「準備期間」となります。
とても長い文章になったので写真集の後書きに載せましたが、ちょい出しをするならば「停滞の捉え方と世の人たち」「準備期間の私に起きた事柄」「潜伏期間にいる人に向けた考え方」の3本です来週もまた見てくださいねジャンケンポンウフフフフッ。

内容

この写真集は記録写真集なのでテーマがありません。ジャンルはスナップです、なぜなら私が撮るものはスナップだからです。
掲載されているものは、例えばある時間帯にしか見せない光と影の入り方が美しいものですし、今を逃せば撮ることができないものでもあります。また1年間の写真の中から全く違う日の写真から共通点を見出して組み合わせたものもあります。
サブジャンルとして言えば、「光と影」もあれば「無人」もある、「ミニマル」もあるし「決定的瞬間」もある。要するにスナップのオードブルな内容となっています。

後書き

「残す」という行為を私は重要視しています。
例えば子供時代に作った作品や遊んだおもちゃ。学生時代に使った勉強道具や衣類。現物で残せるものなら残します。
その物を通して当時の思い出に浸ることができ、何とも言えない充足感に包まれる感覚があるからです。暖かい毛布を心に包むような感じと言えばいいでしょうか。それ故に物として残せないものを写真という形で残しているのかもしれません。

ただ物を見て全てのことを思い起こすことはできません。人間は忘れる生き物です。特に思考は具体物がない上に日々変わり続けるものなので忘れやすいと言ってもよいでしょう。少なくとも私はこれやろうと思ったことを10秒後に忘れてたりするので思考も同様です。数年後には忘れてしまってることも絶対にあるとダメな方に自信をもって言えます。

それ故に私は写真集の最後に、今の自分の思いや考えを残します。写真への考えもあれば、今の世の中への思いもあるかもしれません。誰かにとって価値があるかは分かりませんが、私にとっては大きな価値があるところです。それが今の私が生きた証にいつかなるのです。

ちなみに「潜伏期間」ついて1P、「作成時考えたこと」について1Pの2P構成の後書きです。「作成時考えたこと」についてちょい出しするのであれば、「時の流れ」「SNSとの付き合い方」「最近の私」とかです。

販売します

こちらの写真集ですが、期間限定で販売します。
申し込み方法は「SNSからDM&銀行振込」か「BASE」になります。ぶっちゃけDMの方だと直接やり取りできる分交流があって楽し嬉しだったりします。

  • ページ数:144P(後書き:2P)

  • 掲載写真枚数:328枚

  • 価格:5000円(送料込み)

  • 注文受付期間:5月1日〜14日

  • 発送期間:5月15日以降

こんなところでしょうか。参考に去年のnoteに何書いてたかなと思って見に行ったら今回より詳しく書いててビビった。根幹はブレていないのでこちらもお読みくださればと思います。

またこの1年間、どんな景色と出会えるのか、どんな自分の変化があるのかを楽しみに写真を撮っていきたいと思います。とうとう30代だしね。最近は落ち着いてきたなぁと思うのですが、落ち着いて丁寧にかっこよく生きていきたいなと思います。

それでは。

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