#8 リクルート・GLIPで学んだこと
東南アジア特有のちょっと効きすぎた冷房の中で、
疲労と、ストレスと、眠気と、たくさんの葛藤を抱えながら、
自分のこと、お互いのことについて7人で3時間近く喋る。
今考えたら、こんな濃密な経験、人生で1回あるかないかですよね笑
そんな中でふと言われた一言。
「遼も今までの成功体験に縛られてるんじゃないの?」
という言葉。
言われた瞬間、何か自分の痛い部分をチクっと(グサっと?笑)刺された気がしました。
ありがたいことに自分は、この2ヶ月間、たくさんの機会に恵まれてきました。
たくさんのすごい人、優秀な人、賢い人たちに囲まれ、その中でどうにか自分の価値を出そうと、頭を捻り、体力を削り、時には徹夜までしていい提案・プレゼンを作ろうと努力してきたつもりです。
その結果、自分でもそれなりに一人でもなんとかやり切れる、価値を発揮できる自信がついてきたと鼻が少し高〜くなっていたのは間違いありません。
でも、今考えると自分は、「論理」「フレームワーク」「行ったインターンの数」「企業の名前」「ステータス」でガチガチに武装しただけのただの大学生だったな〜と思います。
「すごい人たち」の中で埋もれないように、さらに「すごい人」を目指す。そのために目に見える結果を出す。
この繰り返しの中で自分は、完全に個性がなく、カッコ悪い「仕事マシーン」になっていました。
「今までの成功体験を捨てる」
この言葉は、このガチガチの武装を脱いで、生身になれってことを意味します。
そんなんきついに決まってますよね。笑
これを脱いでしまったら、ただのサッカーと旅行が好きで、毎日ヘラヘラ過ごしている大学生の自分が露わになってしまいます。
「そんな状態で価値を出せるはずがない!!」
自分は、普通にそう思っていました。そして同じく、これを言われた瞬間もそう思いました。
こんな賢い人だらけの中で、たくさんの武装をしなければやっていける自信なんてない。なんなら見下されるかも、そんくらいに思ってました。
でも、そんなことはありませんでした。
チームに身を委ねる感覚、今回はそれを初めて学ぶことができました。
それは、ひとえに、序盤から偉そうなことを言ってチームの雰囲気を悪くしたり、人の意見を全く聞かなかったりしてきた自分を受け入れてくれて、常に一緒にやっていこうという姿勢を見せてくれたチームメンバー、そして自分に優しく、かつ本心で思った言葉を常に投げかけ続けてくれた他の班のメンバーやメンターさんのおかげだと思います。
今までの自分だったら、そんな簡単に人の意見をすんなり受け入れられなかったかもしれません。(頭が高い笑)
でも今回は、向こう(メンバーとメンターさん)の本気度が凄まじくて、そのアドバイスに自然と耳を傾け、受け入れていました。
かつ、何より、「自分が楽しくなかった」という気持ちも大きいです。
どんなチームでも同じ結果になるんだったら、完全に個人作業で分業すればいいはずです。でも、チームワークにはそうじゃない面白さがあります。余白があります。そして、だからこその難しさもあります。
冷静になった時に、それを楽しめていない自分は、完全に「ダサいな〜〜」と思いました。
チームに心を開いて、協力して何かを作っていく方が何倍も楽しそうに見えましたし、だからこそこんな武装はやめて、ありのままで勝負しようと思いました。仕事の「余白」を楽しめる余裕がある大人。そんな人になりたいな〜って純粋に感じたのです。
結論、結果は正直悔しいものでした。
もっと時間があれば、もっと知識があれば、あの時これを知っていたら、考え出すときりがありません。
でも自分はこの機会を通じて、自分の「武装」のダサさと、生身で仕事をすることの面白さに気づくことができたと思っています。ひとえに、他のメンバー、メンターさんのおかげです。
そして今は、これからもっと楽しく仕事ができそうな気がしています。
今後の伸び代に期待です!笑
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※中身の話が全くなくてすみません!コンプライアンス&自分での学びが多すぎて、こんな文章になってしまいました!m(. .)m
中身とかのお話はぜひ直接話しましょう!
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