みんなに読んでほしい!最近読んで感動した本たち。
最近読んだ本のこの2つが、めちゃくちゃ最高だったのでぜひ紹介したいです。
苦しかったときの話をしようか
森岡 毅著
P&G出身のマーケターで、経営危機にあったUSJに入り、独自のマーケティング手法で会社をV字回復させたことでも有名な森岡さんの本です。
この本は、森岡さんがこの度就職活動をすることになった長女にあてて書いた「キャリア」に関する考え方を、長女だけでなく一般の読書にも当てはまるように修正・加筆して完成したというもの。
まず、このレベルかつこの分量の文章を好きなだけ読める森岡さんの長女が羨ましすぎる...。
この本のめちゃくちゃ良いところは、
綺麗事が書かれていないところ。
例えばで言うと、
「現代において、頭の良い人は相当なアドバンテージを持つ」
「キャリアに関してあなたが出来ることは、①自分の特徴を知り、②それを伸ばす努力をして、③それを活かせる環境に入ること、の3つしかない」
「自分に向いていない職能を極めても、それは意味がない」
みたいな感じ。
現実的で、でも悲観的ではなく、飛び道具や安易な道を求めずに、しっかりと努力と自己理解を深めながら自分のキャリアを作っていこうとしている人にとっては、最高の1冊だと思います。
あと個人的には、森岡さんが新入社員時代や、アメリカのP&Gで苦悩した話もめちゃくちゃに刺さりました。
輝かしい功績を持っている人こそ、みんなが知らないところで苦悩して、逃げそうで、でもギリギリ踏ん張って耐え抜いている、みたいな経験をたくさんしているものだし、そういう修羅場を超えてきた人はその分強く、かっこいいな〜〜〜〜〜と心の底から思いました。
本当にみんなに読んでほしい名著だと思います。
↓(リンク)
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内田篤人 悲痛と希望の3144日
了戒 美子 (著)
ウッチーのドイツや日本での8年間が詰まった本です。
個人的にウッチーがめちゃくちゃ好きっていうのもあるんですけど、やっぱりこの人は本当にすごいと思います。
・W杯に対してどのような思いを持っていたか
・しんどい時にこの人はどうやって乗り越えてきたのか
・辛い現実とどう向き合って今のウッチーがあるのか
全部、サッカーやってる人だけじゃなくて、たくさんの人が参考にできる内容だと思いました。
さっきの森岡さんの話に通じるところがあるけど、めちゃくちゃ辛い現実や逆境を乗り越えてきて、それでも飄々として楽しそうに毎日を生きている人は本当にかっこいいです。
そんな人になりたいな〜そのためにもっと場数を踏まなければ、と決意を新たにさせるような本でした。
ぜひ!!→amazon
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