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スキー場のリフト乗り場の話

スキー場で働いていた僕のちょっとしたお話です。スキー、スノボを冬にやる方がこの記事を見て少しでも気持ちをわかってくれたら嬉しいと思い書きました。

リフト乗り場ではお客さんを安全に乗せるためにホーム(乗り場)の整備をします。雪を削って平らにすることやお客さんが来て削れたところを雪をつける作業などがあります。綺麗なものを作ろうとすると職人レベルかな(笑)これらの作業の中で特に重要な作業がリフトとお客さんの足の高さがちょうど良いか低すぎたり、高すぎたりしていないかこの点を気をつけ調整しています。低すぎて降車位置で降り損ねてしまうや乗車位置で高すぎてスノーボードのハイバックを立てたままのお客さんが引っかかり転倒することがあります。

特に初心者の方のハイバックを倒さないで乗る行為は危ないことを含め、中級者になるステップでもあるので気にしてもらいたいです。初心者が多いリフトなどでは転倒、もしくはリフトを停止しなければいけない自体を紹介します。

1.リフトに乗ったが落ちてしまった。

2.リフトは二人乗りだとして、前のお客さんがリフトを待っているのに、間違えて前に出てしまった時(人数オーバーで乗れない)

3.立った場所が悪くリフトにケツが入らず、乗り損ねてしまう。

4.急いでリフトに入ってきて危ない状態でリフトに入ること

5.降り場で降りれなくなり停止

だいたいこんな感じです。特に乗る時と降りる時に注意してほしいと思います。リフトが頭に当たって怪我をする例などもあります。

スキーヤーは大丈夫なことが多いがボーダーはボードを足につけないで乗る方や初心者の乗り方が慣れていないので危険な場合が多く大変です。

一番言いたかったのが、ホーム(乗り場)周辺を整備している時にお客さんがスピードを落とさずに入ってきたりすることや思い切りブレーキをかけて雪を削るなどされるとせっかく整備して綺麗になったところを崩されてしまうのは悲しいときがあります。雪質によるのですが少しでも気を使ってくれたら嬉しいです。今シーズンは終わりが近いです。残りわずかお楽しみください。






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