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たまには下を向いてトボトボ歩いてみよう

 都心に住んでいると、自然と早歩きになってしまいます。周りのペースに巻き込まれて、自然と早歩きになりますし、姿勢良く顔を上げて歩くようにもなります。

 べつに仕向けられている訳ではないけど、とくに仕事中(取材)などは、無意識に力が入ってしまいます。なんでだろう。やはり周りの視線を気にしているのでしょう。

 これはどこかで「上を向いて歩きなさい」といった子どもの頃からの洗脳が入っているのかもしれません。しんどくなります。

 そんなとき私はあえて「下を向いてトボトボと歩く」ことにしています。家族や知人がその姿を見たら心配で声をかけてくるでしょう。でも、幸いに一人の時にはこの「トボトボ歩き」は誰に咎められることはありません。

 すると、どうしたことでしょう。すごく気持ちいいのです。できる限りゆったりと姿勢を崩して、下を見つめて歩くのです。全てに逆らうがごとく、本当の自由を勝ち取ったような気分になります。

 今日も雨の中、下を見つめながらトボトボと歩いてみせました。実は私には他人がなんと言おうと、この歩き方があっているのかもしれません。頭が働いて、感受性も豊かになるような気がします。

 みなさんもしんどくなったときは、この「下を向いたトボトボ歩き」を前向きに実践してみたらいかがでしょうか。新たな発見があるかもしれません。

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