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共同創業者は、どんな人を選ぶべきか?

起業をする

そう決断した理由は、

実現したいものはある!という人もいれば、

病気や天災で価値観が変わり起業しよう!

と決意したという人もいるでしょう。

はたまた、勤めていた会社が潰れたから…

等々、人それぞれかと思います。


そして、起業するにあたっては、

独りでする人もいれば、

仲間と共に起業するケースもあります。

今回は、共同で創業者する相棒について書いてみました。

よろしければ、最後までお付き合いください。


「起業時の共同創業者は、どんな人を選ぶべきか?」


共同創業者の存在価値

共同創業者とは、一緒に起業をしてくる人のことを指します。

いいアイデアを持ち、

行動力もある優れたトップであっても、

一人でできることは限られています。


まして、多様化複雑化した社会で、

いかに早く事業を立ち上がっていくことができるか、

これが最大のポイントになります。


それには、頼りになる相棒

すなわち、共同創業者がいるかいないかで、

その実現性が変わってきます。


創業者一人で何もかも行うのと、

二人で行うのとで比べてたら

一人の時の方が何倍も時間がかかるといった報告もあります。

単純に頭数の問題ではないことがわかります。


また、スタートアップ企業にとって、

事業の立ち上げり時間がかかることは、

企業体そのものが命取りになりかねませんので、

事業をより早く軌道に乗せるという観点から考えても、

相棒、共同創業者の存在は大きいと言えます。


会社は、1円からつくれますので、

会社を立ち上げるということだけであれば、

とても簡単な話ですが、

自分たちの想いを形にしていくことが

起業の目的すから、

そう簡単なことではありません、起業は。


安定した職を捨て、

起業する人にとっては、

相棒・共同創業がいれば、

その一歩を踏み出すことは、

一人でやるよりもどれだけ気が楽になることか。


成功を信じて疑わない創業者であっても、

どこかに恐怖はあるものです。

相棒・共同創業者と二人で立ち向かえば、

その恐怖も薄れるはずです。

こうした観点からも、

相棒・共同創業者は精神の安定剤にもなります。


相棒・共同創業者に求めるもの何か?

何と言っても、価値観が一致しているかどうか。

否、トップの価値観、ビジョンに、

相棒・共同創業者が共感し、

一緒にその目的・目標を達成したい!

と強く思っているかどうか、

これが一番だと私は思います。


社会が多様化複雑化しているからといって、

創業間もない企業が、

それぞれメンバーの価値観を

取り入れてしまっては

チームにまとまりがなくなり、迷走してしまいます。


そうなれば、

事業の立ち上げりに影響を及ぼしますので、

共同創業した場合は、

トップ1・2の価値観の一致は絶対条件です。


ですので、トップである社長は、

まずは価値観の一致があるのかないのか、

この見極めをしっかりしなければなりません。


パートナーに特殊な技能があるからといって用いてしまうと、

あとあと修正することが難しくなることもあるので、

「価値観の一致」は留意するべき事項のトップになります。



次に、相棒・共同創業者に求めるものは、適性です。

それには、まず自分の資質、特性を知る必要があります。

たとえば、自分は、

行動力があるがおっちょこちょいである、

粘り強いがそれだけに諦めが悪い、

創造力があるが計画立てて実行することが苦手などなど。


人には、得手不得手、

その人が生まれつき備えている性質、特徴があります。

これは先天的なものであり、なかなか変えることができません。


これら資質は、

強みでもあり弱みでもありますので、

事業を立ち上げていく上で、

相棒・共同創業者に求めるとしたら、

自分と似た資質もあって、

更に違う資質をあるといった人が良いと思います。

なぜならば、

事業を成功に導く上で、

必要な資質をもつ自分たちなのか?

これを認識し活動していかなければならないからです。

決断力
行動力
積極性
主体性
当事者意識
粘り強さ
柔軟性
情熱・熱意、等々

共同創業者の適性は、

自分(社長)の適性との掛け算で考えていくことが大切です。


そして、3つ目は、能力です。

能力は、

環境や教育などによって形成されるので、

性質とは違い、後天的なものです。

このことからも分かる通り、

相棒・共同創業者に求めるものとしては、

先述2つのものよりも低くなります。

反対に、

「能力」重視でいきますと、

上手くいかないときに、

やり方、手法、戦術等で二人は衝突することになるでしょう。


仮に、事業が上手くいっていたとしても、

成長するプロセスにおいては、

必要するスキル・能力は変わってきます。

よって、「能力」重視での

相棒・共同創業者選びは、

少々リスクがありますので気をつけてください。


大事にすべきことは、

価値観が共有できているか、

そして熱量が同じくらいあるか、

これについてお互い腹落ちしているかどうか、

すなわち信じ合えているかどうか、これに尽きると思います。


相棒・共同創業者は何処にいる?

理念もビジョンも明確である、

このビジネスを世に問いたい、

そして想いを実現したい、

仲間が欲しい、

必要だ!

一緒にやってくれる人は何処にいる?…


事業を立ち上げるわけですから、

パートナーとなる人の

考え方、姿勢・態度、資質、スキルを総合的にみて、

「この人ならば」

と思える人に声をかけるのがベターと思います。


そうした意味においては、

相棒・共同創業者探しは、

個人的には、社会に出て、

一緒に仕事をした(働いた)人、


学生時代の友でも良いですが、

自立した大人、

つまり、社会人になってからの「成果」を判断基準にして、

パートナー選びをした方がよいと考えます。


先天的な資質は、

実際の仕事で磨かれ、

強みが強調されることも多々あります、

また後天的資質は現場、現実でしか身につきませんから、

その環境で磨かれたことを判明できれば、

強力なパートナーだと判断できます。


最後に

ピーター・ドラッカーはこう言っています。

「ごくごく小さな事業を除くあらゆる事業において、CEOの仕事は、一人の仕事として組み立てることは不可能だということである。それは、共同して行動する数人からなるチームの仕事として組み立てる必要がある。」


起業、事業を立ち上げるのは、いばらの道?

でも、それを選択したのも自分、

なぜならば、想いを遂げたいと思ったから。

そこに、

一緒にやろう!!

と言ってくれる同志がいたらどれほど心強いことか。

そして、成功したら、それほど嬉しくことか。

成果を、成功を、幸せを、分かち合う仲間

相棒を探しましょう!!

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