30代40代に準備しておいたほうがいいこと「備えあれば憂いなし」

私は、ミドルシニア以上の方々のキャリアサポートをしています。

50代後半以降にもなると仕事を得ることは簡単ではありません。

しかし、決まる人はすぐ決まるもので（決まらない人はなかなか決まらない）相対的なでもあると思います。

決まったとはいえ、不本意ながらの仕事に就く、ということも珍しいことでもないので、難しいものです。

「〇〇会社の部長をやってました！」

と言う、これまでの看板だけでは難しいのが現実です。

現に私も社長を20年やっていても、

相手（受け入れ先）からすると「それで？」となります。

それで？の意味は、

「うちでどんな成果を出せるんですか？」

と問われているのと同意語です。

過去どうであったか、

それは価値あるものであですが、

それよりも「これからどうできるのですか？」を問われている。

そんな時に、

自分の関心が、その企業に、その業界に、その業務に、その仕事にあれば、

これまでの経験や知識とを結びつけて、

反応すれば、それなりに相手に響く可能性もありますが、

過去のみで語るとなると、

一方的なメッセージとなり（しばしば自慢話に聞こえる）、

相手は余程でないかぎり興味を示してくれません。

50代後半になって、またその場で（面接時に）、

自分の関心はどこにあり、これまでの自分とを掛け合わせ、

どんなところで活躍したいのか？

どんな活躍ができるのか？

ということを、着想せよ！

と自分に急に問いかけも、サッと出てくるものでもありません。

だから、30代40代のうちから

自分の関心は何か？

を自分に問いかけながら、仕事をしていくことをお勧めしたい。

そして、その関心事と経験・実績を掛け合わせて、

「将来どんな仕事にやりがいを感じることができるのか？」

を考えてみる、

できれば、その掛け合わせたもので、

どう成果を出せるだろうかも合わせて考えておく、

そして、自分のネットワークを広げておけば（その努力をする）、

将来への安心度は増すと思います。

自分と人（仲間）から仕事は得られるものである、

と決めつけてはいけないですが、

軸がある自分と縁ある仲間がいるかいないかでは大きな違いを生む？

少なくとも、あるないで、

得られるものは違ってくると自分の経験からも言えることですので、

備えあれば憂いなしの行動を！

（50代後半の独り言）