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日記

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日記まとめ
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2021年6月の記事一覧

日記・よりよく生きられる場所で生きたい

 人はいつだってその環境から逃げ出すことができる。

 ツイッターのタイムラインでこのツイートが流れてきた。スレッドを遡っていくと、親に縛られた子どもの話と、その束縛はいかにまやかしであるかが書いてある。そんな親からは逃げるべきであると思う。

 一時期流行っていた「絆」という言葉が嫌いだ。あれは鎖を虹色に染めただけで塗装が剥げれば元の鈍い色が現れ、しかもその鎖は重い。

 逃げるべきと書いたが「

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日記・ロッキンのタイテ発表があった

 ロックインジャパンフェスティバル2021(通称ロッキン)のタイムテーブルが発表になった。

 
 2日目のトリがASIAN KUNG-FU GENERATIONだと思っていたのでYOASOBIが初有人ライブのグラスステージでトリに決まり、話題性を考えるとこれはこれで納得という感じがする。

 今年のロッキン開催まで約1ヶ月といったところでチケット最終抽選先行の受付が今週の金曜日正午までとなってい

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日記・ディズニーシー"ザンビ"のボロネーゼ

日記・ディズニーシー"ザンビ"のボロネーゼ

 最近どうしてもディズニーシーに行きたくて昨日ボロネーゼを食べてしまった。

 なぜボロネーゼなのか。

 ディズニーシーにあるレストラン、ザンビーニ・ブラザーズ・リストランテ、通称ザンビである。

 以前、ザンビのメニューにボロネーゼがあった。一皿700円だった。

 画像フォルダから見つけだしてきた。これが例のボロネーゼである。僕はディズニーシーに行ったら決まってこのボロネーゼを昼か夜に食べて

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日記・どんな日も昨日になる、明日が来る

 仮住まいに満たない部屋での生活を始めて3ヶ月ほどが経ち、その生活にようやく慣れてきた。

 今日は雨予報だったが朝から日差しが見えたので洗濯物を干すとそのまま天気が持ってくれてうまく乾いた。生乾きのにおいが嫌いなので洗濯物がよく乾くだけで幸せだ。

 タオルの生乾きは特に嫌なので、速乾性のタオルを探していたところユニクロで速乾性のタオルを発売したらしい。試しに2、3枚買って使ってみたい。

 気

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日記・新しい苦しみ

 新しいという言葉でコーティングされた苦しみは閉じ込められたままなのか。

 今日はよく行くカフェで本を読んだりぼんやりしたり書きたかった小説を少しだけ書き進めているとあっという間に夕方になり、帰りの車の中で吉澤嘉代子さんの音楽を聴いていた。

 先日、吉澤嘉代子さんのライブが日比谷野外音楽堂で行われた。会場には行けなかったが、途中インスタライブにてライブの模様がライブ配信された。

 そういえば

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日記・コントが終わる

 明日の夜はもうコントが始まらないのだと、はっきり気づいてしまった。

 ドラマ『コントが始まる』が先日の土曜日で最終回を迎えた。

 ドラマを毎週追って見る方ではないのだが、この『コントが始まる』に至っては珍しく毎週リアルタイムで見るために放送が始まる5分前には必ずテレビの前で待機していた。僕にとっては『獣になれない私たち』以来の感覚だった。

 このドラマは売れない芸人3人組とそれを取り巻く人

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日記・限りなく魔法に近い言葉はたまに人を救う

 魔法が使えなくなった魔法使いにも、変身できなくなったヒーローにも、本当はがっかりしたくない。もし魔法も使えず変身もできない自分がなにもできなくなってしまってもがっかりしないように。

 いま自分ができていることは案外絶妙なバランスの上でできているように思う。日記を書くこの行為でさえ、なんらかの形で文章が書けなくなってしまったらそれまでである。

 一時期、全く本が読めない時期があった。それは本を

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日記・幸せのサブスク

 「幸せのサブスクリプション」という言葉が浮かんで、随分安っぽい幸せが届きそうな響きだと思った。

 もし幸せのサブスクに申し込んだとしてなにを手に入れられるのだろう。千円の幸せのコースだったら多分「タンスの角にぶつかりそうな足の小指がギリギリ回避できる」とかそんな幸せだ。毎月千円出すかというと微妙である。

 毎月1万円、幸せの為に払ったとしたらなにを手に入れたいだろう。まずトイレットペーパーは

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日記・いまも、いままでも、そしてこれからも好きになることはありません

 好きではない人に好きではないとどう伝えればいいのか未だによく分からない。

 諦めない人がいる。こちらがどんなにしょっぱい対応をしても確固たる意志を持ってこちらに近づいてくる。困っている。

 はっきりと「近寄らないでください」と言った方がいいんだろうか。得体の知れない好意に怯える。でも自分も誰かに似たようなことをしていなかっただろうか。

 相手がそれを求めているかどうかも分からずにこちらの好

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日記・明るいうちに帰りなさい

 仕事から早く帰ることが生活にとっては成功なんじゃないかと思う。

 もちろん退勤の定時はあるけれども定時では職場の社会的に帰れないので雰囲気を見て帰る。今日はもう夏至だし月曜日だしもう長く残業する気はしなかった。退勤すると空が明るくて時間感覚が狂う。

 順調に真夏に向かっている。昨日海へ行ってみると既に水着になって遊んでいる人たちを見た。賑わう海は少し苦手だ。

 人の少ない海でしばらく波を眺

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日記・疲労の遅延

 集中した後に時間差で来る疲労感ってなんなのか。集中しているせいで疲労を感じる部分が堰き止められているのかも知れない。

 その疲労の遅延も含めて計算して集中したい。でもそんなことを忘れてしまうのが集中の原理的な部分なのではないかとも思う。

 急に沸いてきた疲労感に驚いている。いまの時期、急な体調の変化は別の可能性を考えてしまうので不安になる。

 今日は早く寝よう。疲労ならしっかり眠れば大丈夫

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日記・四季と死期は同じ音でやってくる

 ワークショップでzineを作った。初めて印刷物を作ったと思ったがそうではなかった。

 高校生の時、文芸部に入っていて隔月で文芸部誌を作っていた。表紙のイラストなどは絵が描ける人が描いて、製本は部員全員で印刷と製本をしていた。そういえばそんな風にして印刷物を作っていた。

 しばらく経って久しぶりに作った冊子は表紙を含め10ページ程度のzineになった。スマホに入っていた写真を使い、いままでデー

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日記・6月18日、半月の夜

 物事がうまくいかない時期はなぜ未来への期待さえ潰そうとするのか。

 夕食にふと吉野家の牛丼が食べたくなった。食べてみると大学生の頃にアルバイトの前や家に帰って食事をするにはもう遅い時間によく牛丼を食べていた時の感覚を思い出した。

 大学生の頃はひとつのことを丁寧にやる時間があったので、忙しいわりに充実感があって、そういう時間の隙間によく吉野家の牛丼を食べていた。

 そんな頃の感覚になったの

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日記・桃が流れる平日の川

 ここ数週間、仕事が順調に流れていくせいか1週間が終わるまでの感覚が短い。気がつけば明日は金曜日である。

 ずっとこの調子で人生が過ぎ去ってしまえばいいと思う。休日はゆっくり過ごして、仕事のある平日は川の流れを遠くから見ているように、穏やかに、しかし確実に流れて月に一度は給料日が来る生活である。

 どんぶらこ、とお金が流れてくる訳ではないことは確かなのだが、それくらいの感覚で働きたい。川上から

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