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コスメ系noteを1ヶ月書き続けての感想

3/22「ぼくがメイクをはじめたわけ」というタイトルでひっそりとnoteデビューした。この日から今日まで、1日1noteを1ヶ月続けた。その感想を綴ります。

noteの動機はこちら。

セルフマーケティングをやってみたい
言葉にすることで新たな感情に出会えるかも
noteがどんな感じなのか知りたい
継続的なコンテンツ発信のおもしろさ・難しさを知りたい

特に
言葉にすることで新たな感情に出会えるかも
継続的なコンテンツ発信のおもしろさ、難しさ

自分の言葉が「流れる」Twitterと違い、noteは自分の言葉が「ストック 」される。

思いついたことを呟くTwitterと違い、自分の中に落とし込まないとnoteにはなかなか書けない。呟くことと書くことはおそらく違う

「何かを思う」と「声に出す・言葉にする」も違う。自分の中だけに一人歩きしていた感情は、外に出すことで形になる(とぼくは思っている)。「形になった」もの・ことは、自覚に変わる。

コンテンツを発信することでそれを体感したかった。


話は変わり、ぼくは普段エンジニアをしている。
新聞・出版社などのパブリッシャーのパートナーとして、デジタル領域のコンサルティングが主なお仕事。

ネットワーク広告の収益改善だったり、メディアブランディングを一緒に進めたり、ビジネスチャンス拡大のためのソリューションを提供したり。

以前も言ったが、このメディア業界は死の淵に瀕している。

紙媒体の需要縮小とデジタルシフトへの足踏み、ネットワーク広告に頼ったマネタイズシステム、PV至上主義、「タダで当然」と思うユーザー

これらがメディア業界を蝕んでいる、と思っている。コンテンツを出せば出すほどメディアはやせ細ってしまう構造になってしまっている。

しかしながらメディアの果たす役割は大きい。ヒトとモノ、ヒトと真実、ヒトとヒトを繋ぐのは間違いなくメディアだろう。

メディアに関わる者として、「コンテンツを生み出し続けること」を体験する必要があるのではないかと思い、noteを始めた


前置きが長くなったが、振り返りをする。

目標・進め方

【目標】
 100PV/日

【内容】
美容に関すること全般。

2020年、美容に関することを頑張ろうと決め、勝手に始めた。
メンズコスメはレッドオーシャンで、コンテンツに面白みがあることに後から気づいた。多様性やジェンダーなどに関する自覚や気づきも必要と思い、美容はnoteに書くにはよいテーマだなと思った。

【進め方】
書きだめしない。ネタストックはOK。仕事後に書く。

結果と感想

ちなみに今日が31日目の投稿。30日時点での数値がこちら。

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目標は達成できた。正直自分が続けられると思っていなかったし、ここまでいけると微塵も思っていなかった。

「ぼくがメイクをはじめたわけ」は最初に投稿したもの。自分の考えをまっすぐ言葉にできたと思っていて、いろんな人に読んでほしいなと思っていた。友人が感想を送ってくれたり、関わったことのない人にも考えを伝えることができてすごく嬉しかったのを覚えている。

①オンラインでの関わり方が結局わからなかった

大反省点。

「Connection」「Promotion」「Discovery」「Love」がコンテンツを伸ばす要素だと思っている。

「Connectionは、いいものを発信すれば自ずと確立される」と激甘思想を持っていた。自分が思っている3倍リアクションしないと、リターンは返ってこない。これに気がついた。

Twitterも新しく始めたが、これも本当に難しかった。「noteに書くこと以外、言うことなんてあるか!」的な感じで、Tweetの8割はnoteのリンクだった。思った通り、Twitterでのコンバージョンはめちゃくちゃ低かった。

今から巻き返す方法なんてあるのか?と今でも頭を悩ませている。

呟く前に自己消化して終わらせてしまうし、リプライもかしこまって送れないし、感想も「言うほどじゃないな」と消えて無くなるし、とにかく自分の性格が如実に出て、改善を図れなかった。

②書くネタが本気でなくて悩んだ

本当に書くことがなくなった時が何日かあった。半泣きでギリギリで書き上げた時もあった。

「とにかくアウトプットすることが大切」とは言うものの、中途半端なものを人に見せるくらいなら...みたいなことを考えたりもした。

なんやかんや「見せられるものになったかな」とまとめることができたな(と思う)というところに自分の成長を見た。

ぼくはアウトプットするのに詰め込みすぎ・時間かけすぎ・燃え尽き的な状態に陥ることが多い。コンスタントに継続して何かを遂行できたのは大きな自信になった

③リターンとは

言葉にすることでまだ見ぬ自分を垣間見た、散らばった知識から文脈を作ることでまとまった知識を得られた、と自分にとっていいことづくめだったが、他はどうだろう。

1日2時間くらいはnoteの投稿画面に向かい、なに書こうかなと考える時間も少なからずあった。

3,000回見られたぼくのnoteは誰かの為になったのかな、これ無料で続けるのしんどいな。と正直なところ思った。

ここでもConnectionの弱さが目立った。感想を言い合える人がもっといたら違ったのかなあとも思う。

④noteの特性とか

1. アナリティクスがつらい
Analyticsからの考察とか好きだから、PV数しか見られないのは辛かった。
リファラや回遊、ユーザーのリテンションや属性が見られないのはかなりむずい

2. 回遊率は高いの?
これは数字がわからないのでブラックボックス。ぼく自身、無意識的にnoteの検索から回遊することはあまりなかったし、あまりタイムラインも見ない。

Twitterから飛んだり、TOPのおすすめや記事下のレコメンドから回遊することが多かった。

3. めちゃくちゃ暖かい
noteというプラットフォームは、運営サイドと距離が近く感じる。それに伴ってかいい人たちが多い。これはすごく魅力的だった。

noteの開発者ブログとかコーポレートサイトとか全て見たけど、価値観・ミッションとかすごくいいなあと思った。

⑤めちゃくちゃ楽しい1ヶ月だった

1ヶ月どんどんコスメが好きになっていき、言葉に出すことで自分の考えが整理できるようになった。

メイク選びは「なりたい自分」。スキンケアは「ありたい自分」。

これがかなり気に入ってる表現(既出だったらバツが悪い)。

あと、スキンケアは楽しんだもんがちなんだなっていう気持ちがすごく大きくなった。メンタルが肌に与える影響ってかなり大きい。

新しいチャレンジもしようと思うようになった。

これからどういう仕事しようかなって改めて考えるようになったし、Youtube始めようかなと思って本気で動画撮って、編集にとりかかったりしている。

自分にとってリターンが大きかった1ヶ月のnote。

これからは、かかわってくれた人へのリターンにできるように邁進していく次第です。



これからnoteは最低週1でやっていこうと思っております:)



親にデパコスを贈りたいです。