自分にできる事を全部やっておかないと、全力って言えないもんね

車輪の国名言集、第13弾。

ピーズボートに一緒に乗船した、絶賛就活中の少女がこんなnoteを書いていました。今回は『車輪の国』の名言に絡めて、就活の話をしたいと思います。(私自身は就活してない人間なので、あくまで参考までに)

まず、就活をするかしないかという問題で言うと、就活しない明確な理由があるならしなくていいです。フリーランスとして生きていくとか、起業するとか。そういう人はこの先を読まなくても大丈夫です。

逆にそうでないならば就活はちゃんとしましょう。この先は就活する人向けに書いていきます。

就活は、大学(院)を卒業して最初に入る会社を決めるわけです。そこの組織文化は、良くも悪くも、自分が今後社会人として生きていく上での基礎をつくります。この先何十年の自分の生き方を決めるかもしれません。

なので、最初に入る会社はとても重要です。下手な会社に入ると、残業月100時間とか、人間関係が悪くて鬱になるとか、最悪自殺してしまうとかも起こりかねません。一般的にいい会社と言われていても、自分に合うかどうかはまた別なので、慎重に選ぶ必要があります。

そのためにすることと言えば、自己分析や業界・企業研究ですよね。じゃあどうやって自分にとって1番いい会社を見つけるかというと、どちらも徹底的にやることだと思います。「敵を知り己を知れば、百戦危うからず」ですね。要するに全力でやりなさいってこと。

人生のある一定期間本気になることってあまりないと思います。今までにも部活や受験勉強を本気で頑張ったという人もいるでしょう。しかし、心からこれを頑張ったと言える人はそう多くないのではないでしょうか。

就活は、同い年くらいの子たちが一斉に同じことに取り組む最後の機会です。受験に失敗して悔しい思いをした人にとっては、ここで逆転するチャンスでもあります。今まで全力で頑張った経験がない人ほど、本気で就活に向き合ってほしいです。

全力で取り組むのはかっこ悪い(あるいは周りにそう思われてしまう)と思う人もいるかもしれません。しかし、そうやって斜に構えていたり、中途半端なほうが、よっぽどかっこ悪いです。

おそらく就活は面倒くさいものでしょう。できれば手を抜いて楽をしたいものでしょう。しかし、中途半端にやっていると、もっとつまらなくなると思います。全力でやればやるほど、自分の成長を感じられ、楽しくなるのではないでしょうか。

何かに本気で取り組んだ経験は、間違いなく今後の人生の糧になります。この先の人生で、何度も辛いことや苦しいことに出合うでしょう。そんなとき、何かに全力で取り組んだ経験は、自分の誇りになり、支えになります。「就活のときにあんなに頑張れた自分なら大丈夫」。そう思う日がきっと来るはずです。

後から思い出して、「あのとき本気で頑張って良かった」って思えるような、そんな時間をつくっていってください。

すべての就活生が、自分にとって最善の会社に出合えますように。


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