死ぬまでにやりたいこと。~bucket list~


これからの生き方を考えようとしたとき、面白いことを思いついた。
それは、死ぬまでにやりたいことは何か。  

最近見た海外ドラマの老人が言うセリフの中に、こんな言葉があった。
「人間は生まれてきた瞬間から、死に向かっている。人生はあっという間だぞ。」
その老人は70年間ほどの人生が、あっという間に過ぎた感覚があるのだろう。頭で分かっていても、心で人生はあっという間だと感じることは、
今の僕ではなかなか難しい。でも、多分人生はあっという間なんだと思う。
だから死ぬまでにしたいことをしっかり考えたいなと思った。
ただの妄想かもしれないけど、何か大切なことに気付けそうな予感がするから、ここに書いてみることにした。

2020年5月20日時点での僕の死ぬまでにやりたいことリストは、

・徒歩で日本1周をする。

・おじいちゃんと一緒に北海道を旅する

・その二つをドキュメンタリー映画にする

・その二つについての本を書く

・日本1周で撮った写真で、展示会を開く

・47都道府県で一人ずつ、夢に向かって頑張っている人や、家業を守り続けている人や、その地域の伝統を守り続けている人を見つけ、その人のドキュメンタリー映像を撮る。

・富士山の頂上に登る

・沖縄の離島全てに行く

・アメリカ大陸とカナダとメキシコをキャンピングカーで横断する。

・北極か、南極に行く。(行けるかは知らない)

・オーロラを見る。

・アマゾンの奥地に行って、本物のシャーマンに会う

・イースター島でモアイ像を見る

・ヨーロッパの国、全部行く。

・エジプト、ケニア、タンザニア、モロッコ、ナイジェリア、南アフリカ、エチオピア、マダガスカル島へ行く。

・サハラ砂漠を歩く

・インドにある、ジョブスが通った瞑想施設で瞑想を学ぶ

・アメリカ大陸横断〜サハラ砂漠の写真展示会をして、そこでした経験を話す。

・子供を3人、もしくは4人持つ

・脚本を書く、そして映画を作る

・観葉植物がたくさんあるカフェをオープンする

・有料メルマガを発行する。

・宇宙に行く

・アーティストが歌や演奏を披露できるステージがあるレストランをオープンする

・田舎で家と土地を買う

・犬に関わる慈善活動をする


もっと小さいことを書くと、あと100個くらいあるけど、
ちょっと少ない気がする。
でも今の僕がやりたいことはこれだ。
まだ人生をわかっていない未熟な考えで、これからこのリストは修正されてしまうかもしれないけど、少なくとも今は本気でやりたいと思っている。
そして書いてみて気づいたことは、僕がまずやりたいことは、
旅にでることだ。

理由は、まだ知らない場所へ行ってみたいから。
この世にある綺麗な場所を見たいし、そして感動したい。
思い返せば、僕は小さい頃から知らない場所に行くことが大好きだった。
小学生の時、学校に行ってはいけない場所を決められたときも、
僕はこっそり一人で行った。ただ向こう側を知りたかった。
中学生の時は、夜には家に戻ってこれる場所のなかでできるだけ遠い場所を探して、自転車やバスで行った。
その気持ちは今も変わらず心の奥底に持っている。

もしかしたら僕はおじいちゃんに似てしまったのかもしれない。
リストの中に、おじいちゃんと北海道を旅行するというのがある。
なぜ北海道なのか、なぜおじいちゃんなのか。
おじいちゃんは定年退職をしてから、日本全国を自転車で回っている。
詳しくは忘れてしまったけど、84歳になったおじいちゃんがまだ行っていない場所は、北海道にある、たしか札幌から釧路あたりまで続く道の一本だけらしい。
おじいちゃんは最近になり病気や体力の問題が出てきて、しばらく旅には出れていない。だから僕はその最後一本の旅を一緒に行きたい。

小さい頃から、おじいちゃんは僕を遠いところへ連れて行ってくれた。
具体的にどこに行ったかは覚えていないが、その頃の僕が親には内緒にしたいと思うくらい遠い場所で、刺激的だったことだけは覚えている。
その楽しさを小さい頃に覚えたから、僕は今でもどこか遠くへ行きたいと思っているのかもしれないと、たまに思うことがある。

父も母も妹も弟も、背の高さは平均よりはるかに高いが、
僕だけは、かなり低い。家族の中で身長が低い人を探したとき、
一番に思いつくのはおじいちゃんだ。
おじいちゃんは僕より低い。でも体はとても筋肉質で今でも身体をみれば筋肉が浮き出ている。
僕も身長165cm、体重60kg、体脂肪は10%ほどだ。
完全におじいちゃんだ。 
そんなおじいちゃんと旅に出たいし、僕は今の時代に生まれたからこそ、
おじいちゃんが行けなかった、海を超えた土地へ行き、チャンスがあれば、地球を出てみたいと思う。 

冒頭にも書いたが、人生はどうやら短いらしい。
今この文章を書いている瞬間だって、僕は死に向かっている。
短い時間かもしれないけど、僕はこの頂いた人生の時間を、
自分のやりたいことに使いたい。そしてその行動が誰かの心に響く、
そんな生き方をしていきたいと思う。

Ryoma Kobayashi



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