個人的ベストソング紹介【2022.10.8~14】

なんか4月と10月って、名曲がリリースされがちだなとなんとなく思っていたのですが、新ドラマと新アニメが両方始まる時期だからなんですね。たぶん。

というわけで、今回の選曲はアニメ、ドラマ主題歌盛りだくさんです。では早速。


1.ひたむき/SUPER BERVER

まずは『僕のヒーローアカデミア』OPから。
ずっしりとしたドラムを基調に、率直かつ力強いメッセージを響かせるSUPER BERVERの新曲。
曲の開幕から、ぐいっとこちらの手を引いてくれるような安心感がある。
本当にこのバンドにはすべての楽曲通してメッセージの一貫性があり、ただただ”かっこいい”という感情が溢れ出してしまう。
要所要所に入るギターのカッティングも良いアクセントとなっている。

2.SKETCH/秋山黄色

こちらは『僕のヒーローアカデミア』ED。
一曲通してかなりの緊張感に包まれた楽曲。
流麗なメロディーラインに、重みのある歌詞が乗っかる。
歌詞の抽象度は高いが、この楽曲に関してはリアリティーのある感情が鮮明に浮かび上がってくるような感覚に陥った。
痛み、虚しさ、優しさ。複雑な感情が入り混じった想いを秘めた歌唱にも惹かれてしまう。

3.Subtitle/Official髭男dism

ドラマ『Silent』の主題歌。
1話は既に視聴したのだけど、個人的にはかなり好みの仕上がりだったなーなんて思った。
そしてこの主題歌。髭男はどんなタイアップが来ても、その作品に寄り添った楽曲を当ててくる。
冬の無機質な景色にほんのりと色を添えてくれるような、感情豊かな楽曲である。

4.DANCE風呂a! feat. SIKK-O/Cody・Lee(李)

Cody・Lee(李)がHIPHOPグループ「TOKYO HEALTH CLUB」のメンバーであるSIKK-Oを迎えた今作。
ゆったりとしたBPMに乗せて、遊び心溢れるリリックが躍る楽曲である。
間違いなく今年必聴の冬チルソング。
この曲が持つあたたかさが身に沁み、なんだかお風呂に入りたくなってしまう。

5.針葉樹/えんぷてい

名古屋を拠点に2020年から活動しているインディーロックバンドの新曲。
すこしレトロな風合いも感じつつ、このバンドならではのサウンド感も見え隠れする。
このバンド独自の美学がぎっしり込められているような感じがしてとても心地よい。

6.ZERO/Sano ibuki

初めて聴いた感想としては、「とってもアニソンっぽい!」
そしてよくよく調べてみたら本当にアニメの主題歌だった。驚き。
『惑星のさみだれ』のEDであるこの楽曲。
愚直なギターロックから放たれるまっすぐでひたむきな歌声。弱さと強さが融合した、まさに物語の主人公のような声である。
楽曲にもキメどころがたくさんあって、とても推進力のあるナンバーとなっている。

7.CHAINSAW BLOOD / Vaundy

アニメ『チェンソーマン』のED。
歪んだギターリフとずっしりとしたドラム音が印象的な楽曲である。
今までのVaundyの楽曲のなかでも、一段と勇ましさを感じさせるサウンドワークである。
そしてどんな楽曲にも合わせていくことができる歌声。1話だけでしか聴くことができないのがもったいないくらいに完成度が高すぎる。

8.KICK BACK/米津玄師

そしてこちらが『チェンソーマン』OP。今期アニメ主題歌のなかでも個人的にはいちばん好きだ。
何から話していいのか分からないレベルにいろいろな要素が入り乱れている。
入れたいものをすべて入れているみたいな欲張り構成なのにも関わらず、その整合性が取れているというのが、端的にいってやばいのだと思う。
MV込みで見たらさらに不思議な気持ちに陥るんだけど、それも含めて爽快感のあるナンバーである。


おわりに

とにかくチェンソーマンおもしろかった。
ではまた。

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