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行動できる力ってすごい

大学4年生の息子が就職しないと言っていた。がまさか一緒に会社を作るとは4月の私には想像もできなかった。

4月私は某クリニックに助産師として採用していただき、外来業務などを覚えさせてもらっていた。外来の妊婦さんたちを沢山回せるようになったところで何の意味があるのか?この流れ作業的な事を毎日やっていけるのか?大学生の子どもが3人いるから我慢すべきか?いろんな葛藤があった。

もっとさかのぼると4月から違うクリニックの管理職として働く約束をしていた。そのため長年働いた助産師学校の教員を辞めた。でも、働けなかった。そこの現場教育の在り方は新人を病ませ、何人もが辞めていく臨床の在り方を変えたくても変えられなかった。組織のスタッフは変化を望まない。

新任管理者として行ったところで、変わりたくない人たちは変わらず、学校で大事に育てた助産師たちが、毎日、顔色悪く出勤してくる姿に私は耐えられない。一人入ったところで総合管理者は他にいるので、上の顔色見て仕事することに我慢できなかった。

私が一番したくない我慢をすることができなかった。そんな私を見て息子はいとも簡単に「我慢して働くのは、アホすぎる。もっと好きな事楽しんで働けばいいんじゃない。」と言ってきた。

そして息子と妊娠・出産というライフイベントを通して家族がより絆を深め幸せに(誰かが我慢せず)生きていく価値を提供する会社を作ろうと決めた。

決めたのは6月末くらいだった。そこからの息子の行動力に驚かされた。 毎日「アイデアだけでは、ごみと一緒、行動してこその価値だ。」とか言われて、とにかく毎日Instagramの更新は絶対と命令された。

息子は大学生なので、大学でも何かやっているみたいだが、本当に毎日行動をしてちゃちゃと準備をして8月24日に届を出してしまった。

自分の息子ながら、その行動力には驚かされている。私は学生によく、「つべこべ言わずやってみなよ。」と言ってきたが、まさに自分に帰ってきている。「とにかく行動、行動あるのみ。」を毎日実感している。息子の足を引っ張らぬよう行動していこうと決めている。

合同会社Birth-well では、妊娠・出産をより快適に過ごせる知識の提供と 相談サービス 企業向けの研修プランなどを提供する予定です。     誕生したばかりの会社ですが、少子化・産後うつ・産後クライシスの減少と家族構成それぞれの幸せに貢献したいと思っています。

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