知っておきたい「認知的バイアス講座」 *015*【ユニット効果】
人は「やり遂げること」に快感を感じる。
ユニット効果
与えられたタスクやモノをその量や大きさにかかわらず、とにかく終わらせようとすること
人はどんなに小さいことでも達成する体験に満足を感じる。
例えばアプリのオンボーディング画面では登録内容が最小限でになっている。さらに必要な要素が多い場合、ページネーションが入ることで「登録が進んでいる」達成感を与えることができる。
言語学習アプリのDuolingoはこの効果を有効に活かし、継続的にユーザーに学習を促している。
ユニット効果は「食べ過ぎに関する研究」から来ている。コンビニなどに売っている600mlのペットボトルを飲んだ時、飲みすぎてしまったとは感じない。
実は器の大きさやフォークのサイズを変えるだけで(1ユニットが変わるため)食べる量をコントロールできるらしい。
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