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明日から使える「人」と「心」の動かし方

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行動経済学や認知心理学を通して人とその心はどう動くのか?探求していくマガジンです。ほぼ毎日140字でエッセンスを載せています。
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2020年5月の記事一覧

行動を促すには主に2つの方法がある。モチベーションを与えるか、抵抗を減らすか。モチベーションは浮き沈みが激しく扱いづらいが、抵抗や不安を減らすことはすべての人にとって優しい。アクセルよりもブレーキを外してあげたほうがよいときもある。

こびー
4年前
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あるコールセンターではキャンセル依頼の電話に対して「なぜキャンセルするのか」を顧客に聞いていたが、「どうしてサービスを買ってくれたのか」をまず聞くようにしたところ解約率が下がったそう。購入のきっかけも聞ける上にキャンセルの話からも遠ざけられる絶妙なトークテクニック、、、。

こびー
4年前
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どんなに機能や価値を提示しても、解決できないたった1つの疑問や心配があれば顧客は買ってくれない。むしろ疑問と心配に対して答えていれば顧客の心は「買う」に傾く。人はメリットよりも不安に弱い、分からないことはとにかく大嫌いなようです。

こびー
4年前
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今日知った事例。イギリスでデモが起こった時、多くの飲食店などの路面店が襲われた。政府に依頼された広告会社はアーティストを雇い、路面店のシャッターに子供の顔のイラストを書いた。その結果、路面店を襲うデモ隊は減った。割れ窓理論を逆手に取ることも出来るのか、、、。

こびー
4年前
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人は与えられるとお返ししたくなる

行動科学系のオンラインコースMindWorxAcademyでの学びをまとめていきます。 時間のない人用…

こびー
4年前
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行動は目に付きやすい選択肢が優先される傾向がある。目の前にケーキがあればリンゴを買ってくるよりもケーキを食べてしまうし、Twitterのアプリがあれば何気なく(通知も来てないのに!)開いてしまう。だからこそ見えるものを変えれば行うことも変わるはず!試しにスマニュー消してみた。

こびー
4年前
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無料と価値の感覚の不思議

行動科学系のオンラインコースを2つ受け、その中のテーマであったお金や支払いについての人の感覚をまとめてみます。サービスの料金体系や顧客に提示するサービスの価値の見せ方、価格への納得感などに参考になります。 時間がない人用サマリー ・無料は、強力な魅力になる。 ・無料は、人に合理性を失わせる ・無料で受けた何かに支払いを求めるのは厳しい ・無料は、サービスや製品に対して感じる価値とその品質を低く評価させる傾向がある。 支払いの痛みどんなに少額でも人は支払うたびに「痛み」を感

ドーパミンは嬉しかった時だけじゃなくて、その嬉しさを予測した時も出る。休暇に出かけるのは嬉しいこと。でも休暇で何をしようか考えるだけでも嬉しい。報酬を予測しただけでも十分にモチベーションは上がる。脳は瞬時に自分の行動から得られる報酬を予測して、するorしないを判断している。

こびー
4年前
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人は肩書きに影響される。部長だったり主婦だったり、その肩書きにふさわしい行動を取るようになる。ふさわしい行動を取れば取るほど行動によって意思が形成され、その肩書きを自分のアイデンティティだと思い込む。Uber eatsマスターの肩書きをもらえば出前館マスターになろうとは思わない。

こびー
4年前
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