忘却読書から卒業したい【一生忘れない読書:読書感想】
読書が好きだけれど、読んだことを忘れることがよくある。
どれくらい忘れるかというと、
一回読んだのにまた新しく買っちゃうくらい。
なので、どんな本だった?と聞かれると困っちゃう。
仕事の本もあるし、趣味の本、小説、
実用書、自己啓発、児童書、あれこれ読んで、
どれも基本的にスポーンと忘れちゃってる。
それ、時間とお金の無駄遣いじゃないの?
そう、お金と時間の無駄遣い。
薄々気づいていた。気づいてたんだ。
読んでるだけで勉強した気になって
勉強家だねって言われて嬉しくなって
そこで満足しちゃってた。
身についているかどうかは、
見て見ぬふりしてたのです。
でも、危機感はあったから
読書系の実用書も読んできた。
そして、その内容は覚えてないw
それじゃあダメだと、
また読書系の本を読んでみた(懲りない)。
けど、これはいい気がするぞ。
読むだけでは忘れる
なんとなく、わかってた。
そして多くの読書系実用書でも言われてるコレ。
インプットするだけだと、
入ってきた情報は飛んでいってしまうよ〜〜
ってことを、もう1回頭に叩き込まなきゃいけない。
人の頭はとても優秀で、
自分に関係ない情報は、
いらない情報として飛んでいってしまうのです。
だから、自分に関係させるために、
本と対話します。
本に書き込みをしたり、線を引くことで。
その作業を通して、
本と対話をして自分ごとにしていくんだね。
読書する上で大事な3つのこと
いくつか大切なことが挙げられてたけど、
私が大事にしたいなぁと思ったのはこの3つ。
①全部読まない(情報濃度を上げる)
②3回繰り返す(コアの部分を見つける)
③手を動かす(自分のネタする)
高い本を買ったときについついやってしまうこと。
「余すことなく情報を受け取って元を取りたい」
「読み飛ばしたところにいいことがあるんじゃないか」
って時間をかけて全部読んでしまうんですよね。
読み切った達成感はあるんだけど、
結局この本ってなんだったんだ?ってなる。
達成感があるくらいの量だから、2回目は読みたくない。
まあ、そんな本がたくさんあるんです。
正直8割くらいそれなんじゃないかな。多いなw
それだったら、情報の取捨選択はした方がいいよね。
100分で3回読む
で、3回読むと言っても、
仕事もしてて、家事もしてるとなると
時間は限られてるわけですよ。
1冊読むのに2週間くらいかかって、
それを3回繰り返すとか絶対無理。
著者のジョン・キムさんも忙しい上に多読の人。
そんな人の読書の方法は、きっと私にも合うと思う。
最初の10分で、
全体を見てどこを読むか決めて
次の50分で、
理解するために読んで、気になるところをチェック
最後の40分で、
書き込みをしながら掘り下げていく。
これのいいところは、
まとまった時間が取れなくてもなんとかなるってこと。
10分なら隙間時間でなんとかなる。
50分なら時間確保もしやすい、
なんなら30分+20分とかでもいいわけで。
大切なのは、時間を守ること、
その時間の中で何をやるかを意識すること。
さあ、やってみよう
30冊やればこの方法が身につくとのこと。
だったら、まずは10冊からやってみよう。
家に眠ってる1回読んで忘れてる本も
引っ張り出してみよう。
次こそは忘却読書から卒業するんだ!
間違えちゃいけないこと
あ、そうそう。大切なこと一つ。
実用の読書と、教養の読書を混ぜないこと。
混ぜるな危険。
今回の読書法は実用書の読み方で、
教養を高める本や、
楽しみの本の読み方ではありません。
だから、小説なんかを読むときには
景色を楽しむようにゆっくり読んでいいんです。
小説までそういう読み方をしたら味気ないもんね。
良かった。
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