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僕らは「暇」を前提とした時代に生きようとしているのかもしれない。

なぜなら「働くても良い時代に突入する」から。


ひょんなきっかけで、去年読んだ『14歳からの哲学入門』を読み返してみました。近代哲学史の遍歴をわかりやすく解説している本です。

この第6章に【これからの哲学】ということが書かれているんですが、そこに経済学者ケインズの言葉が紹介されています。抜粋すると、

「近い将来、人類は豊かになって経済の問題は解決されるから、経済学なんて人類の恒久的問題じゃない!」

「働くことから解放される時代はいつかくるが、働くことから解放された人生に耐えられる人は少ない。その理由は、僕たちが『暇』についてきちんと哲学してこなかったからだ。」

ということ。詳しくは読んでもらったほうが理解は深まると思いますが、このコロナ不況を契機に ベーシックインカム などの制度に急激な変化が起きて『働かずに生きていける豊かな社会』は実現していく気がしています。


そうなったときに問われるのは【暇】への向き合いかた。

現在の常識では人生の大半の時間を捧げている「労働」に割く時間が著しく減少したとき、僕たちは今の自粛以上の時間を持て余すことになる。

もしかすると「いやいや、そんなことはあり得ない」と言う人もいるかもしれないけれど、世の中の常識はいつも変わるときは一気に変わっていくし、歴史を紐解けば遅かれ早かれ人類がそっちに進んでいくことは間違いない。


僕たちは「暇」を前提とした時代を、どう生きていくか。仕事をせずに生きていく実験は、どこかでしておくべきなのかもしれない。


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というわけで、今日の記事は以上です。
いろいろと悩みの沼にハマりつつあるこの頃ですが、明日もリフレッシュする時間を大切にしていこうと思います。

では、またあした〜!

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