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夜明け前のワクワクのようなものを。

もう5年も前のことらしい。あのときはワケもわからず無我夢中だった。

オープン前日なのにまだ全然準備できていなくて、でもなんかワクワクする気持ちだけははっきりあって、そんな中でたくさんの人たちが夜遅くまで準備を手伝ってくれて、学園祭の前日みたいな、そんな感じだった気がする。

客観的に振り返ってみると、前日でこの状態のお店を誰がまともに営業する店だと思うだろうか・・・。←

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(絶対に間違ってるよね??前日にまだ工事してんだぜ??)


少し懐かしくなってきた。せっかくなので当時の写真を掘り返してみよう。

僕のスマホの写真フォルダには当時の写真が1枚も残っていないのだけれど、今の時代は Facebook がアーカイブの役割を担ってくれている。便利な世の中になったものです。サクッと探してみました。


どうやら、どうやら前日準備中の写真は、ほぼ残っていないみたいです。きっと写真を残しておくような余裕もなく、ワイワイキャッキャ楽しんでいたからなんでしょう。(嘘つけ)

一方で、日付が変わった「2015年5月23日」の写真はたくさん発掘されました。カフェをオープンした日の写真です。当時の僕は24歳だったかな。

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(割と綺麗に撮ってくれてた写真だけを採用してるけど、本当はギリギリまで全然片付いてなかったんだ。これは現場にいたスタッフだけの秘密だから、絶対に誰にも言わないでね。絶対だよ?)


でさ、毎回驚くのがこの行列写真。並んでいる人全員が僕のカフェのオープン待ちをしてるって、冷静にヤバくない?(だってあの状態のお店だよ?)

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(誰かしっかり数えてほしいんだけど、開店準備もままならないお店の開店前に並んでるこの人たち全員が根っからのクレイジーピーポーです。鳥取市民のヤバさがわかるね? 本当に感謝感激雨嵐です。)


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この写真にあるように「なぜ僕は自分のお店のオープンにテープカットをする羽目になったのか?」は僕の人生最大のミステリーのひとつです。いまだに腑に落ちてません。誰か偉い人、教えてください…!!


そして、夜のオープニングパーティ。昼間以上にたくさんの人が来てくれて、ただただカオスな空間でした。写真を見返してみると、僕以上にお客さんの人たちがワクワクする気持ちを強く感じていたのかもしれません。

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(前向きな記事を書こうと思っていたのに、写真を見てるとセンチメンタルな気分になってくるぞ…。ヤバいヤバい!!)


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いまになって冷静に振り返ってみると、カフェとしてのクオリティはお世辞にも低いと言わざる得ないレベルだったと思います。いまの僕なら絶対に行かないし、「内輪ノリでやっても意味ない」とバカにするでしょう。(ひどい)

だけど、あの日あの時あの場所では、みんながワクワクしてしまうような、目に見えない膨大すぎる熱量がグツグツと湧き立っていたような気がします。(写真からも伝わってくるからたぶん間違いないよね?)

あまりに未熟で幼稚な姿を晒していたのかもしれないけれど、それを凌駕するぐらいの勢いと物語性によって、ここから何かが始まるような、ここから世が明けて未来が開けていくような、そんな期待感を確かに漂わせていたはずです。そしてそれはきっと、大事なものだった。


いま必要なのは、そんな『夜明け前のワクワク感』なのかもしれません。


24歳の当時の僕から
29歳の現在のボクへ

「今こそ、ちょっとだけ無理なことに挑戦していこうぜ?」


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というわけで、今日の記事は以上になります。
書きたいことが行ったり来たりする記事になってしまいましたが、当時を思い返しつつ、いまを前向きに考えるきっかけになれば嬉しいです。

では、またあした〜!

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