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Live!!!!! アイ★チュウ~Réalisateur de rêve~を観た話

舞台アイ★チュウのライブ公演『Live!!!!! アイ★チュウ~Réalisateur de rêve~』を観てきたのでその所感と備忘録(と時々お気持ち表明)。

舞台アイチュウは、前回のライブ公演から数えると約1年半ぶり。久しぶりの公演です。


公演タイトルのエクスクラメーションマーク(!←これ)が回を重ねる毎に増える仕様はそのままに、前回までとは違い「ザ・ステージ」の文字列がタイトルから無くなりました。
※前回のタイトルは「Live!!!!アイ★チュウザ・ステージ~Éclat des Fleurs~」
これによって「ザ・ステージ」を削った6文字分エクスクラメーションマークを増やせるので向こう6回はライブ開催できますね!!!!!!
// ザ・ステージが全角なのに対してエクスクラメーションは半角だから正確には12回か

公演タイトルから「ザ・ステージ」の文字列が無くなったり、公式のハッシュタグが「#アイステージ」から「 #舞台アイチュウ 」に変わったりと革新された公演になりそうな雰囲気が発表時からありました。


1.全体の構成

全体の構成としてはこれまでのライブ公演と同様。
パフォーマンスパートとMCパートで進行していく方式です。

今回は以前までと比べてMCパートが少なくなっていたように感じます。
MCパートは大体コール&レスポンスのみで、キャラクター同士の掛け合いを楽しむ(お芝居を楽しむ)場面は少なかったのがMCパートが少ないと感じた要因かもしれません。

// キャラクター同士の掛け合いの側面で主軸となっていたストーリーは、リッキーが何故かドバイにあり、休暇でドバイに旅行中のLancelotと協力して桃助・ルナが捜索してる。というもの。
突拍子もないストーリーだけどアイチュウならそうか…と納得できる世界観。凄い。

MCパートが少ない分パフォーマンスを立て続けに見る事が出来て"ライブ"という感じがして良かったです。

// 正直ずっと立ってるのもしんどかったので、座ってもいいよと促される長めのMCパートも欲しいなと思ったり
// そういう意味でもまたファンミーティングやってほしいな~蟹に挟まれて転げまわるArSがまた見たい()

今回も前回のライブ同様に昼夜でセットリストが違うことがあらかじめ明言されていました。

★は今回の初披露曲

前回ライブの"各公演表題曲盛り盛りセットリスト"に比べるとだいぶ原作寄りのセットリストという印象。
※舞台のオリジナル曲は『自由syndrome』と『Brand New Day』のみ。

原作ゲーム時代からのオタクの我々にとっては大満足のセットリストだっと思います。


個々のパフォーマンスの話の前に、オープニングの映像の話をしたいんですが。
あの映像ってどういう意図なんです?
時計の針が回転する演出(僕はタイムマシンっぽい演出に感じました)の後に光るステージに誘われる演出(いや、何と表現すればいいかわからない……円盤になったら再度見ます)。

大した意図は無いと言われればそれまでなんですけど、光るステージの演出の方はまだしも時計の演出がホントに謎。
タイトルになぞらえて夢を見ているという演出?
あの映像に対する色んな人の意見を聞きたいです。


2.パフォーマンス

セットリスト順に気になったところをかいつまんで書こうと思います。


We are I☆CHU!

ライブでも本公演でもお決まりの1曲。
ですが今回はいつもと違い各ユニットのリミックスバージョンでした。

まさか2024年にI♡Bのメンバー紹介とかAlchemistのCメロが聞けると思ってなかった。ありがとうございます。

ところどころにセリフもあって、キャラクターの個性を再確認できる演出でとても良かったです。


新キャストの皐月、巽、蛮のビジュアルもここで初めてお目見え。

個人的には巽のウィッグの毛量が減っていい感じになったなと思いました。
// 巽めちゃくちゃビジュ良くないか??? なぜ今回はキャストブロマイド無いんだ。買わせてください。


メカニカル☆ラブ、青空エスケープ

『We are I☆CHU!』からそのまま『メカニカル☆ラブ』のイントロが流れる。
めっっっちゃ久しぶりに聞きました。
おかえりTwinkleBell……。

双子並んだ時のバランスになんとなく違和感を感じる。
皐月ちょっと小さいか。
調べて見ると前任の真修くんと4センチ差らしいです。
4センチでも結構変わるもんですね。
いや、LancelotとかAlchemistの高身長陣に充てられて感覚がおかしくなってるだけか。

まだ初回だからか割と冷静でしっかり者な感じの皐月でしたね。
それに比べて皐月以上に自由にしている睦月。紘大くんの睦月ってこうだったよなと思い出させてくれる、5年前と変わらない姿でした。
// 昼公演のカーテンコールも流石でした笑

双子が再登場したので今後の特別公演が楽しみですね。


心が登場して双子と一緒にMC。
心が双子を従えてる図、凄い好き。Stairway to Étoile見返したくなった。

からの3人で青空エスケープ。
睦月もとい紘大くんのダンスがキレッキレで思わず笑っちゃった。
盛り上がる曲ですし良いコラボでした。


今宵カフェーで逢ひましょう

前回のライブでは3人での披露だったので巽を含めた4人での披露は初めて。

椅子とグラスを使った演出、ホントに良い。

サビ頭の斜めのラインダンス最高よね👏
ここは4人だからなおさら良く見えましたね。

「獣になって」のところのガオーも可愛いよね。

そして巽のビジュがいいよなぁ~(2回目)

円盤買ったら擦り切れるぐらい見ようと思います。


Fly Fly!、Crew on Merry-Go-Round

I♡Bパート。
最初のコール&レスポンスはレオンとリュカのアドリブの掛け合いがあってよかった。
双子と心もそうだけどこういうの無限に見ていたいんだよな。

『Fly Fly!』からの『Crew on Merry-Go-Round』への自然な繋ぎ。
I♡Bの単独ライブに来たのかと思った。最高👏
// 単独ライブやりませんか?????

やっぱクルメリの前奏のところのステップカッコよすぎ。
贔屓目かもしれないけどあそこのレオンが異常にカッコいいのでみんな見てください。
あんなカッコいいのにジェットコースターのところとかサビの最後とか可愛いのズルい。
そしてみんな終始楽しそうなのが良いですよね。見てるこっちも笑顔になっちゃう。


なんてたってNo.1

『We are I☆CHU!』からArSが再登場するまでに8曲挟みました。
出演ユニットが多いと出番が1周するまでが長いですね。なんて贅沢な悩みなんだ。

それはそうとI♡BからArSの流れ、安心感が違います。

6人のパフォーマンス、流石です。

この曲についてはLe musée tricoloreの時のnoteでも触れましたが、「大声で言うのになんで聞こえないふりしてる」のところのバリヤードみたいになりながら前後入れ替えるフォーメーションが好きです。

I♡Bもそうだけど人数が多いユニットのフォーメーションダンスが好きなんですよねぇ。


DARK PROPHECY

今回の初披露曲①

やはりなんと言ってもおばけダンスですよね。👻

おばけダンスほんと可愛い……。
アウトロでの傀儡人形が動かなくなったようなポージングで終わる演出も良い。
どこを取っても最高の演出でした。

リベルのパフォーマンスは全部好きなんですが今回また好きなパフォーマンスが増えちゃいましたね。


永遠Travelers ~ヒカリノアシタヘ~

今回の初披露曲②

正直意外な選曲。
しばらく本公演にも出てなかった分 他にも選択肢がある中これなんだ!?って感じでした。
// 決してこの曲が嫌いとかって意味ではないです。
久しぶりの登場で新曲『カンフーガール』です。だったら会場の盛り上がりもっと凄かったと思う。

12月の公演でのパフォーマンスにも期待ですね。


Just one kiss

懐かしすぎ……。イントロで泣きそうになった。
一気にStairway to Étoileがフラッシュバックしてきた。

また『Just one kiss』も『イッちゃいそうだよ』も入ってるトンデモセットリスト組んでくれないかな~~~

エッッッ な双子健在でした。
今後もどんどん披露して練度上げていってほしいです。


深海マーメイド

Stairway to Étoileフラッシュバックその2。

レオン、伽寿也くんが卒業ということを加味するともっとしんどい。
もうこのメンバーでの"しかまめ"見れないのか……😭

流石、何年も踊り続けてきただけある完璧なパフォーマンスでした。

……

卒業受け入れられねぇよぉぉぉ😭😭😭


Viva! Carnival!

めちゃくちゃ久しぶりじゃないか!?
確認したらles quatre saisons(国際フォーラムのライブ)ぶりでした。

ライブでは定番の『I am a HERO!』がセットリスト落ちして、今回F∞Fとして最後に披露するのがこの曲…と聞くと意外な選曲な気がしませんか?

星夜が「夏と言えばこの曲」みたいな曲フリをしていましたが、ライブでの"夏と言えば"はすっかり『青空エスケープ』に塗り替えられてしまった気がします。
// 夏と言えば!のダイヤチームの存在も忘れないでほしい。


自由syndrome

Alchemistだけ舞台オリジナル曲がセットリスト入り。
// ArSのLove melodyも聞きたいんですけど!?

Alchemistはどうしても原作の楽曲が他のユニットよりも少ないからしょうがないですね。

総選挙のシャッフルユニット公演が今後続くことも加味すると、そこに参画できていないAlchemistには舞台オリジナル曲が増えていく可能性が大いにありますよね。


We are HEROES!!!

まさかの星夜ソロ。
『We are HEROES!!!』と『Close To Me!!』は過去に日替わりでやったきりで披露した回数が少ないから選ばれた感じでしょうか。
// いつか蛮くんのソロ聞きたいんだけどそんな未来もある???

ちょうどこの直前までで各ユニット3曲ずつになっているので節目としての役割もあるか。

この後客降りがあるから通路の荷物どけて のアナウンスもしてくれる。
こういうアナウンスは晃の役目だと思ってたので新鮮。


W・O・N・D・E・R・L・A・N・D

TOYBOXの衣装が初披露。
まだ暗転している時からステージに並び始めるキャスト陣を見て会場がざわつく。

可愛い……。
ホントに夢みたいな空間でしたね。

心のパートのキーが高くて原作音源かと思った。凄い。

客降りして通路でのダンス。
間近で可愛いダンス見れて良かったです。

最後のポーズ、みんなで大きいハート作るのも圧倒的解釈の一致。

最初から最後までずっと可愛いが溢れてる最高の時間でした。


Do! Do! Journey

TOYBOXが去ってもなお会場がざわつく中、立て続けに野生児
客席通路から颯爽と走りながらの登場。

肌色多っ……。
逆にリュカが浮いてるまである肌色の多さ。

原作イラストからしてそうだったからそりゃそうなんだけど、凄い衣装だ。

それはそうとファーがもふもふでかわいいね。
夜公演のカーテンコールでArSがやってたけど、僕も虎彦の背中のデカいファーにくるまれたい。

ダンスでもそのファーを見せつけるように後ろを向いて腰振る振りがあったりしてよかった。
皐月のしっぽも可愛かった。

正直衣装のインパクトがデカすぎてダンスのことはほとんど覚えてないです。
早く円盤ください。


3.その他

赤外線制御ペンライト

……じゃなかった!
全部のチケットにペンラ付いてるのに。
前回赤外線制御やったのに。
今回は違いました。

しかしながら『青空エスケープ』では「会場全体青にして」とアナウンスされたりペンライトを使った演出は意識しているようでした。


特効

……もありませんでした。

無しは考えもしませんでした。
ちょっとさみしいなぁ。


映像演出

OPの映像については冒頭で触れた通りよく分かんなかったですが、それ以外のパフォーマンス中の映像については概ね満足しました。

映像の内容というよりはステージの後ろ全面を使った映像演出が主だったことがよかった。という感想です。

いつかの公演でステージ中央にあるスクリーンにだけ映像が出てて、「パフォーマンスの後ろの演出としてこれはちょっと寂しいな」と思ったことがあったので「これこれ~!」と大歓喜しました。

こういうことできるか否かは会場の設備の都合とかもあるだろうしどこでもできるわけじゃないんだろうな。

パフォーマンス中のステージをカメラで抜いた映像が映った時に関しては、映像にラグがあるのが気になりました。
// 配信の映像と同じものがあそこに映ってる?


音響

映像は良かったのに引き換え、音響ヤバくなかった???

音楽が大きくて歌詞が聞き取れなかったりマイクにノイズが乗ってるように感じる時もありました。

設備の問題なのか調整の問題なのか(僕の耳の問題の可能性もあるか)。

配信でも音飛びがあったみたいですし、円盤と今後の公演では改善されていることを願います。


4.さいごに

ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

舞台アイチュウの長い歴史とシャッフルユニット公演に向けての新たな始まりも感じる良い公演でした。

天上天下公演も実現してほしいしアンフィシアターにもまた連れて行ってほしいです。
夢が広がります。

次は冬に公演があるようなのでその時のnoteでまたお会いしましょう。


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