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「アドラー心理学入門講座」ふりかえり その3

04月11日(木)から早稲田大学のエクステンションセンター中野校で向後千春先生の「アドラー心理学入門講座」が始まりました。今回もそこで学んだことを障がいのある方への支援場面でどのように活用できるか実践報告を交えて考えていきます。

06月08日で8回の講座が終了しました。今日はそのまとめとして8回の講座をふりかえる三回目です。所属についてまとめます。

 1回目 04/11 アドラー心理学の位置づけ
 2回目 04/18 "生きることの科学"としてのアドラー心理学
 3回目 04/25 自分自身を受入れる~劣等感とその補償
 4回目 05/09 自分自身を発見する~ライフスタイル
 5回目 05/16 自分の居場所を見つける~所属

講義では、所属とは「居場所」のことで、自分はここにいていいんだ、自分はここでやっていけるという感覚であり、自分のライフスタイルを使って、その共同体に所属すると説明がありました。

現状、福祉サービスは、障がいのある人たちのライフスタイルを尊重したものになっているかどうか疑問を感じます。その点について所属先への移動法という視点で書きました。

また、一般的な所属先としては「家庭」や「職場」、「友人との集まり」などがあげられます。さらに、サードプレイス的な場所も重要です。それは障がいのある方の支援においても同様です。福祉サービスが十分でない時代はナショナルミニマム的な事業が最優先で作られました。まだ必要なサービスが整備されたわけではありません。しかし、福祉サービスが準市場主義となった今、次の展開としてサードプレイス的な場所を作っていくことが必要であると感じます。

今回の講座を受けて、アドラー心理学を学び始めたころの自分と、今の自分を比べると所属に変化が生じています。最後に自分の「所属」についての変化をまとめたnoteを紹介します。

つづく

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