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私の所属 4年前と50年前(アドラー心理学入門講座 第5回目より)

04月11日(木)から早稲田大学のエクステンションセンター中野校で向後千春先生の「アドラー心理学入門講座」が始まりました。今回もそこで学んだことを障がいのある方への支援場面でどのように活用できるか実践報告を交えて考えていきます。

05月16日、第5回目のテーマは「自分の居場所を見つける~所属」でした。人はまず所属を求めます。所属とは「居場所」のことです。自分はここにいていいんだ、自分はここでやっていけるという感覚です。まず、今日は私の所属について書きます。

吉田拓郎さんの歌に、「ガンバラナイけどいいでしょう」というのがあり、その歌詞に以下のような一節があります。

雨の中を歩けば気がつくことがある
振り返ってみれば誰もいないんだ

私の人生そのままです。みんなで何かをしていても気がつくといつも一人でした。さらになぜ、みんな付いて来ないんだろうって不思議に思っていました

幼稚園の運動会のことです。グループごとにテーマを決めて仮装パレードをやることになりました。私のグループは私の提案でウルトラマンと怪獣でした。休日、みんなで集まって仮装用の衣装を作ることになりました。友達の家にみんなで集まりました。でもゲームをしたりただ騒いでいるだけでした。その喧騒の中、私は一人、お膳に向って仮装用の衣装を作っていました

運動会の当日、仮装パレードでは、みんなは紙で作ったお面をかぶっていました。節分の時のようなお面です。私は、小さな段ボールで仮面を作り、大きな段ボールでボディを作り、もちろんしっぽも付いていました。

今回のワークでは自分が所属していると考える物を書き出し、さらにそれを重要な順に並べてみましょうというものでした。私の回答は以下のとおりです。

1.自分の机
2.家族
3.ちはる関係
4.職場でおこなう自分が企画する事業
5.病院

一番の「自分の机」、ふりかえれば、これはすでに50年前、幼稚園のときと変わっていません。三番の「ちはる関係」は向後先生に出会って広がったすべての関係です。たぶん、これがここ数年の私の一番の変化です。

帰宅して、4年前、初めて中野でアドラー心理学を学んだときの資料を見ました。そのときの2回目のテーマが「所属」でした。その時はライフタスクに基づく「生活の各領域の満足度」というワークをしています。それを見ると、1.家族、2.仕事、勉強、健康が同じ割合で、最後に友人になっています。友人の割合がとても低いです。このときは、まだ「所属」と言われてもピンとこなかったかったことと、友人と聞かれ、2人ぐらいし思い浮かばず、必死になって友人を探していたことを覚えています。

また、円グラフを塗りつぶすことにまで完璧を目指しているところが私らしいです。


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