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電車の中に防犯カメラがある安心

 朝の満員電車でデジカメを取り出して撮影を始めるわたし。近くのお兄さんに怪訝な目で見られた。驚かせてごめんね、ほら記事にしたよ。車内の蛍光灯に電源が取れる、車内用の監視カメラ。これはモヤイ製。鉄道会社によってはソフトバンクだったりするようだけど、実際に普及してきたんだなと実感する瞬間がある。まだ全然、少ないけど。

 電車で灯油に火を点けたり、刃物で乗客に切りつけたりといういくつかの事件を経て、安全対策はどんどん進むようになるんだろう。スリや痴漢、暴行という昔からあった犯罪も減っていくのだろう。公共の場にあるトイレにも入口にカメラが必要だ、と思う。

トイレ内に監視カメラだって、普通にあっていいのかもだ

 「トイレ入口に」と書いたけれど、「トイレの中に」監視カメラを置く店舗もある。私が知っている事例では千葉県にある「道の駅 発酵の里こうざき」。目まぐるしく千葉県になったり茨城県になったりする利根水郷ラインの途中にある、全国から発酵ものを集めた道の駅(ファミマも併設)なのだが、ここの男子トイレには天井にドーム型のカメラが設置されている。

大好き利根川。愛してるぞ利根川。

 まあ男子トイレって小便器エリアではプライバシーがほぼ無いに等しいので、監視カメラがあることに一瞬だけ抵抗があったのだけれど、映るのは小便器に向かって立つ背中だけなのだし、個室の中が映されるわけでもない。現実的には問題なかったんですよね。ましてや女性用トイレなんて個室で構成されているわけで、トイレ中央の天井に監視カメラがあったとしても問題ないかもしれない。それより安全だよね、という切り替えがあっていい。

でも、さりげないのは意味がないよ。

 しかし電車の話に戻れば、防犯カメラは目につかないのでは意味がない。設置されていることが誰の目にも明らかでなくては犯罪抑止にならない。そういう意味ではもっとあからさまに録画中であることをアピールして欲しいんだけどな、と思った。「犯罪者にプレッシャーをかけること」が目的なのだから、ホームドアや自動改札の全てに「車内は撮影されています」と書けばいいのになあ。

そして、さりげないのは困ることでもあるよ。

 実際カメラの存在を知らされずに乗車していて、ふと「電灯のこれカメラじゃん!」って気づくのも心地よくない。撮影しているなら、撮影されていることを誰もが知っていた方がいい(そうでなければならない)。

でも一番の安全対策は「満員」状態の解消だと思ってる

 時差出勤やリモートはこのままどんどん広がり、当たり前のものとして定着するべきだ。あらゆる事業者に満員電車解消のための努力が求められているのだと思う。満員電車が好きなのは痴漢だけです。


余談:別に迷惑かかってない(むしろありがとうな)話

 よく「具合が悪いお客様に対応したため遅延が発生してすみません」的な車内アナウンスが流れるけれど、それの何が乗客にとって「ご迷惑」なのか分からない。ありがたいじゃないか。一体「誰の存在を誰にとって迷惑だとしているのか」、どんな教育なのか分からないアナウンスはきっぱりやめていただきたい。毅然として「必要な対応を行ないました」でいいじゃないか。「そこで乗客が拍手」でいいじゃないか。
 そう思うので、たまに「視覚障害があるお客様のために協力を」等の啓発メッセージが流れることがあると、「本当に嬉しかった。取り組みが素晴らしい。これからもよろしく」と伝えるようにしています。


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